粟屋元相
| 時代 | 戦国時代 - 江戸時代初期 |
|---|---|
| 生誕 | 弘治2年（1556年） |
| 死没 | 寛永7年5月14日（1630年6月24日） |
| 官位 | 豊後守、肥前守 |
| 主君 | 毛利輝元→秀就→就隆 |
| 藩 | 長州藩→周防下松藩 |
| 氏族 | 清和源氏義光流粟屋氏 |
| 父母 | 父：粟屋就方 |
| 兄弟 | 元相、五兵衛 |
| 妻 | 蔵田豊後守の娘 |
| 子 | 木工允、隆方、元智、就信、隆良 |
粟屋 元相（あわや もとすけ）は、戦国時代から江戸時代初期にかけての武将。毛利氏の譜代家臣で、周防下松藩家老。父は粟屋就方。
生涯[編集]
弘治2年（1556年）、毛利氏の譜代家臣である粟屋就方の長男として生まれる。
慶長8年（1603年）、前年に生まれた毛利就隆の傅役として付けられ、翌慶長9年（1604年）に御抱守側用人として就隆に付けられた奈古屋元忠、福間元道、榎本元信と共に家老となった。
慶長17年（1612年）に弟の五兵衛が病死したため、同年11月2日に三男の元智に五兵衛の家督と長門国厚東郡吉部郷の内の200石の地を相続させる。
元和3年（1617年）4月28日に就隆への領地の打渡が行われて下松藩（後の徳山藩）が成立した際には、萩藩の当職である井原元以から打渡坪付帳を受け取っている。同年7月9日には三男・元智が元相の307石の知行を相続することを毛利輝元と秀就に認められた。
寛永7年（1630年）5月14日に死去。享年75。嫡男の木工允に200石を分知していたが早くに病死しており、元相の下松藩での500石の知行は幼少の頃から就隆に仕えていた次男の隆方が相続した。