米国債上限

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1981年末から2010年末までの米国債上限。年によってどの大統領やどの党が控えた衆議院を示す

米国債上限(べいこくさいじょうげん、英語debt ceiling)、または米国債シーリングは、アメリカ政府法律によって米国債を発行する上限金額である。

歴史[編集]

アメリカでは米国債上限は法律によって制定されている。上限に関する法律は第一次世界大戦1917年に定められた。同年、第一次世界大戦に応え、メリカ政府が戦時国債を発行する際に、議会は市民の経済安全保障を守るために連邦政府の債務の上限をリバティボンド(英語:Liberty Bond、自由国債)法で定めた[1]

債務上限の引き上げ[編集]

米国政府は財政赤字を支えるために、年々米国債を発行して借入をする必要がある。ただし債務上限に達っした場合、以降議会が債務上限の引き上げに応じなければ、借入できなくなる。

債務上限を引き上げる場合、リバティボンド法に基づき議会に財政政策に対する監督権と情報公開・財政ルールの評価を進める機会を与え、議会の同意を取る必要がある[2]。でも、必要がある時、大統領憲法修正第14条に基づいて自分で債務上限が上昇できる[3]

議会が引き上げに応じない場合[編集]

債務上限を引き上げられなければ、国防社会保障における支出を中止させられ、急激に増税をとらされ、米国はディフォルト債務不履行)になり、米国自身ではなく、世界経済全体にわたる金融危機の恐れがある[4]

脚注[編集]

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