秋下雅弘

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あきした まさひろ

秋下 雅弘
生誕 1960年????
日本の旗 鳥取県
国籍 日本の旗 日本
出身校 東京大学医学部卒業
職業 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター長
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秋下 雅弘(あきした まさひろ、1960年 - )は、日本医学者医学者東京大学大学院医学系研究科・医学部教授。専門は、内科学老年医学学位医学博士

地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター長、元東京大学教授、元東京大学医学部附属病院副院長。

経歴[編集]

鳥取県生まれ。灘高等学校を経て[1]1985年東京大学医学部を卒業後、東京大学医学部老年病学教室助手、スタンフォード大学研究員、ハーバード大学研究員、杏林大学医学部助教授、東京大学大学院医学系研究科准教授などを経て、2013年から東京大学大学院医学系研究科・医学部加齢医学教授、老年病科科長として勤務し、2024年3月末を持ち東京大学を退職。2024年4月より地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター長に就任。日本老年医学会理事長。

2017年3月22日、第125代天皇明仁(現:上皇)の退位を巡る「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」の第11回会議ヒアリング対象者として招かれ、高齢者の身体機能の低下などについて「過度な負担、ストレスは健康を損ねる可能性があるが、仕事がなくなることによって健康度を損ねてしまう人もいる。役割がなくなることがいいことではない」と医学的知見から意見を述べた[2]

現在、ユナイテッド・ピース・インターナショナル(UPI)の理事を務める。ユナイテッド・ピース・インターナショナルは世界平和の実現を目指す団体である[3]

人物[編集]

趣味は水泳、ゴルフ、日常的運動、洋楽鑑賞など。

脚注[編集]

  1. ^ 「東大医学部」の派閥に「灘グループ」がない恐ろしい理由”. 幻冬舎ゴールドオンライン. 2022年10月8日閲覧。
  2. ^ 第10回 天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議議事次第”. 首相官邸. 2021年8月10日閲覧。
  3. ^ 秋下 雅弘”. 2023年10月10日閲覧。

関連項目[編集]