皇帝属州(こうていぞくしゅう)とは、ローマ帝国でローマ皇帝が属州総督を任命する権限のある属州。軍団の駐留地たる防衛線の境域に多く、属州統治により能力を必要とされる。皇帝にその能力を見込まれた人材が総督に任命され、任期も必要に応じて長くなることもあった。これに対して元老院が任命するのは元老院属州という。アウグストゥス帝の時代から始まる。
- アエギュプトゥス,Aegyptus
- アルペス,Alpes(コッティアエ,Cottiae,マリティマエ,Maritimae,ポエニナエ,Poeninae,の三州)
- キリキア,Cilicia
- ダルマティア,Dalmatia
- ガラティア,Galatia
- ガリア,Gallia(アクィターニア,Aquitania,ベルギカ,Belgica,ルグドゥネンシス,Lugudnensis)
- ゲルマニア,Germania(高地, Superior,低地,Inferior)
- タラコネンシス,Tarraconensis(イベリア半島の一州)
- ルシタニア,Lusitania
- モエシア,Moesia
- ノリクム,Noricum
- パンノニア,Pannonia
- ラエティア,Raetia
- サルディーニア・コルシカ,Sardinia et Corsica
- シリア,Syria
- トラキア,Thracia
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前期ローマ帝国の属州(3世紀以前) |
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| 本土 |
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| 元老院属州 |
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| 皇帝属州 |
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| 皇帝私領 |
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| 東方属州(115年-117年) |
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| 117年以前に存在した属州 |
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| 上記は、ローマ帝国の領土が最大となった117年の属州。「東方属州」はトラヤヌス帝期にのみ存在した属州。 |
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