白の家

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白の家(しろのいえ)は、日本建築家篠原一男の初期の代表作の一つに数えられる住宅

概要[編集]

2003年にDOCOMOMO JAPAN選定 日本におけるモダン・ムーブメントの建築に選定されている[1]

移築[編集]

竣工から約40年を経て、道路計画により取り壊しの危機に瀕していたが、白澤宏規の移築監修、澤田佳久建築研究所の移築設計により移築、新築時の建築主である松居直夫妻が現在も住んでいる。

移築は2008年3月完成。建築面積 37坪、延床面積 42坪。木造 地上2階建て。移築前は南向きの建物であったが、現在は東向きになっている。

メディア出演[編集]

  • 渡辺篤史の建もの探訪 - 2009年5月31日、放送20周年特別企画 第1弾ということで同住宅が取り上げられた(第1027回)

建築・移築スタッフ[編集]

  • 白澤宏規 - 篠原研究室出身の建築家で、移築監修を手掛けた
  • 大橋晃朗 - 篠原研究室出身の家具デザイナーで、建築時に家具を手掛けた

脚注[編集]

  1. ^ DOCOMOMO. “白の家”. docomomo. 2022年6月7日閲覧。

外部リンク[編集]