渡辺篤史の建もの探訪

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


渡辺篤史の建もの探訪
ジャンル 建築物紹介、紀行
放送時間 日曜6:00 - 6:25(22分)
放送期間 1989年4月1日 -(1,000(2008年11月30日時点)回)
放送国 日本
制作局 テレビ朝日
プロデューサー 杉山かおり(テレビ朝日)、山澤達義(JCTV)
出演者 渡辺篤史
音声 ステレオ放送2003年12月~)
字幕 あり(一部地域非実施)
オープニング 小田和正between the word & the heart~言葉と心~
エンディング 小田和正「between the word & the heart~言葉と心~」
外部リンク 公式サイト

特記事項:
ハイビジョン撮影(2003年12月~)

渡辺篤史の建もの探訪(わたなべあつしのたてものたんぼう)は、テレビ朝日日本ケーブルテレビジョン(JCTV)の共同制作による住宅情報番組。渡辺篤史が司会を勤める長寿番組である。

目次

[編集] 概要

  • 建築作品として評価できる住宅を、俳優・渡辺篤史が訪ね、紹介する番組である。
  • 渡辺自身の建築に対する深い造詣から、施主・設計者の建築意図や設計思想にまで踏み込んだインタビューやコメントに定評があり、単なる「お宅拝見」番組とは一線を画すものと評価されている。
  • 取り上げる住宅は主に東京及びその近郊に建てられたものが多いが、まれに特別企画としてそれ以外の地域の住宅を紹介する場合もある。
  • 番組の中盤では、施主及びその同居家族、建物の完成年月、構造、敷地面積、建築面積、延床面積を紹介。番組最後には物件の間取り図、建築費及び坪単価を紹介するが、物件によっては費用が非公開の場合もある。
  • 物件の部屋などの紹介が終わった後、「わかりました」と渡辺が言うが、これは、「次へ行ってください」というニュアンスの意味で使われているのは、お約束である。
  • 1989年(平成元年)4月1日に放送を開始し、2008年11月30日には放送1000回目を迎え、2009年4月5日には放送20周年を迎える長寿番組2003年12月放送分より全編ハイビジョン収録となっていて、地上アナログ放送・朝日ニュースターの放送ではレターボックスの状態で放送されている(一部地域のみ字幕放送)。
  • 第1回目の放送は那覇市立城西小学校を取り上げた。そもそも開始当初は、桜前線とともに沖縄から北上し各地の名建築を訪ねるという旅番組としてスタートしたものであったが、時折紹介した住宅の回が好評であったため、住宅専門に軌道修正したという経緯がある。
  • 年に数回、1時間のスペシャル版が放送されることがあり、放送時間はネット局によってレギュラーの放送時間とは異なる場合がある。
  • どのような物件でも好意的に解釈する渡辺独特の言い回しは「究極のヨイショ芸」ともいわれ、ファンも多い。モノマネ芸人のネタにされたり、この番組を題材にした風間やんわりによるギャグ漫画『あつし渡辺の探訪びより』が描かれたりもしている。『あつし渡辺の探訪びより』は、「あつし渡辺」というキャラクターが、一般的お宅拝見番組では取り上げられないような住宅(暴力団事務所、欠陥住宅、ゴミ屋敷など)を訪問するというもので、単行本には風間と渡辺篤史による対談も収録されている。
  • 2008年4月6日の放送では20年目突入を記念し、開始まもなくの1989年5月に取り上げた建築家・東孝光設計の「塔の家」を再訪するという特別企画を行った。また翌週4月13日の放送以降、過去の放送をプレイバックする「20年のアルバム」と題した短いコーナーも設けられている。更に、2009年5月4日(月・祝)には、20周年記念の放送が行われた。
  • 「松本人志のキッチリ委員会」というテレビ番組のコーナーの中で松本人志が「建もの探訪の謎」というタイトルで「なんで建もの探訪のロケは毎回晴れなのか」と発言。これに対し関係者が「渡辺篤史さんが晴れ男だから」という回答をしている。

[編集] ネット局

テレビ朝日については、現在は日曜日早朝に放送されているが、2006年3月までは土曜日9:30~9:55に放送されていた。

番組開始当初は土曜日7:30~8:00の放送だったが「やじうまワイド」の土曜日拡大に伴い120分繰り下がり、その後金曜9:55~10:25時代を経て、「サタデースクランブル」スタートに伴い現在の時間へ再移動した。

本来は25分枠の番組だが、30分枠を与えられている地域では、CM時間を増やすなどして対応している。

放送対象地域 放送局 系列 放送日時 備考
関東広域圏 テレビ朝日(EX) テレビ朝日系列 日曜 6時00分~6時25分 制作局
青森県 青森朝日放送(ABA) 土曜 7時30分~7時55分 6日遅れ
岩手県 岩手朝日テレビ(IAT) 土曜 9時45分~10時10分 27日遅れ
宮城県 東日本放送(KHB) 土曜 7時00分~7時25分 34日遅れ
秋田県 秋田朝日放送(AAB) 土曜 10時40分~11時05分 6日遅れ
山形県 山形テレビ(YTS) 土曜 7時30分~7時55分
福島県 福島放送(KFB)
新潟県 新潟テレビ21(UX) 土曜 9時30分~9時59分
長野県 長野朝日放送(abn) 土曜 10時20分~10時45分 13日遅れ
山梨県 テレビ山梨(UTY) TBS系列 日曜 11時00分~11時25分 189日遅れ
静岡県 静岡朝日テレビ(SATV) テレビ朝日系列 土曜 10時25分~10時50分 83日遅れ
中京広域圏 名古屋テレビ放送(NBN) 土曜 10時00分~10時27分 6日遅れ
富山県 北日本放送(KNB) 日本テレビ系列 金曜 9時55分~10時20分 12日遅れ
石川県 北陸朝日放送(HAB) テレビ朝日系列 土曜 7時30分~8時00分 6日遅れ
福井県 福井放送(FBC) 日本テレビ・
テレビ朝日系列
金曜 9時55分~10時20分 12日遅れ
近畿広域圏 朝日放送(ABC) テレビ朝日系列 土曜 9時30分~9時55分 55日遅れ
広島県 広島ホームテレビ(HOME) 土曜 10時25分~10時55分 6日遅れ
島根県鳥取県 山陰放送(BSS) TBS系列 金曜 10時00分~10時25分 187日遅れ
山口県 山口朝日放送(yab) テレビ朝日系列 土曜 9時30分~10時00分 6日遅れ
香川県岡山県 瀬戸内海放送(KSB) 土曜 10時25分~10時50分
再放送:火曜 25時40分~26時05分
6日遅れ
再放送は10日遅れ
徳島県 四国放送(JRT) 日本テレビ系列 土曜 9時25分~9時50分 20日遅れ
愛媛県 愛媛朝日テレビ(eat) テレビ朝日系列 土曜 9時30分~10時00分 6日遅れ
高知県 高知放送(RKC) 日本テレビ系列 土曜 10時00分~10時25分
福岡県 九州朝日放送(KBC) テレビ朝日系列 土曜 6時30分~6時55分 20日遅れ
長崎県 長崎文化放送(NCC) 土曜 10時55分~11時25分
熊本県 熊本朝日放送(KAB) 日曜 6時00分~6時25分 同時ネット
大分県 大分朝日放送(OAB)
宮崎県 テレビ宮崎(UMK) フジテレビ
日本テレビ・
テレビ朝日系列
金曜 10時45分~11時10分 187日遅れ
鹿児島県 鹿児島放送(KKB) テレビ朝日系列 土曜 10時55分~11時25分 13日遅れ
沖縄県 琉球朝日放送(QAB) 日曜 6時30分~7時00分 7日遅れ
日本全国 BS朝日 BSデジタル放送 土曜 17時30分~17時55分
再放送:日曜 12時30分~12時55分
13日遅れ
再放送は14日遅れ
朝日ニュースター CS放送 金曜 12時00分~12時25分 5日遅れ

[編集] BS朝日での放送

BS朝日の放送(2002年から放送開始)では、双方向のデータ放送で住まいに関する情報を閲覧したり、キッチンリフォームなどの資料請求ができる(このデータ放送は「建もの探訪」のほか、「大改造!!劇的ビフォーアフター」などBS朝日で放送される一部の番組でも行われていた)。2006年3月でこの双方向サービスは終了となった。夜間での放送はネット局で唯一この局だけである。当初は水曜日の21時30分に放送され、後にゴールデンタイム枠に移行し、ネット局で唯一夜間に放送していたが、現在は夕方の時間帯にて放送している。

[編集] 北海道における放送事情

地上波ではテレビ朝日系列の他、他系列の放送局でも全国幅広く放送されているが、北海道では長らく住宅事情が特殊である為、これまで地上波では全国で唯一放送されていない地域だったが、2006年4月2日から北海道テレビ放送(HTB)で正式に放送されることになった。開始当初は日曜日朝6時からの放送(当初は21日遅れ)で、2007年4月からは土曜日午前の11時20分からの放送に移行した。但し2007年4月28日から毎月最終土曜日の同時間帯に自社制作番組「月刊あっと!ほー夢」を放送していたため遅れ日数がさらに延びていた(2007年6月時点で41日遅れ)。2007年12月22日土曜日の放送をもって一旦打ち切りとなり、再び未放送(詳細な理由は不明。)となったが、2008年4月5日より打ち切り以前の同時刻で放送を再開(20日遅れでの放送)した。しかし2009年2月21日土曜日の放送をもって再び放送打ち切りとなり、その後、ネット放送再開の動きがないことから事実上完全に打ち切られたことになる。しかし、北海道でもBS朝日や朝日ニュースターで放送されていることに加えて、道南地方の一部地域では青森朝日放送(ABA)が受信可能であるため、北海道内では最低限BSデジタルが受信できればまったく視聴できないことはない。なお、HTBでは、定時放送化される前に2003年末放送の1時間スペシャル「富士山の見える隠れ家」のみ、2005年1月3日に1度だけ放送されたことがある。

[編集] 建もの探訪 新潟版

新潟テレビ21(UX)では、「渡辺篤史の建もの探訪」に引き続いて、土曜日9:59から「建もの探訪 新潟版」と題した、5分ほどの番組も放送している。新潟県内で営業するハウジングメーカーや金融機関・住宅情報誌などの住宅関連企業のCMや、前述企業のモデルルーム見学リポートを集めた、広報番組である。

[編集] テーマ曲

[編集] スタッフ(2008年4月時点)

  • 構成:南條隆明、臼田さとみ
  • 撮影:関根隆 
  • 照明:並木武彦
  • 音声:北隆之 
  • 車両:五十嵐和永
  • 編集:小深田真次 
  • 選曲:古谷幸子
  • 編集技術:舘田貴之 
  • 整音:萩原佳和
  • ディレクター:湯沢信夫 岡山太郎
  • プロデューサー:杉山かおり(テレビ朝日)、山澤達義 (JCTV)

[編集] その他

[編集] 関連書籍

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク