産褥(さんじょく)とは、妊娠及び分娩を原因として発生した生殖器及び全身の変化が、妊娠前の状態に戻るまでの期間のこと。
この時期の女性を産褥婦といい、これが病気になった場合を産褥病という。期間は一般に6週間から8週間といわれており、その間の主な症状としては次のものがある。
- 体重の減少
- 悪露の排出
- 発熱(産褥熱)
- 後陣痛
- 乳汁の分泌
- 子宮の縮小
- 鬱状態(産褥鬱)
- その他の身体精神の全般にわたる大きな変化
古来日本語で「産後の肥立ちが悪い」と表現してきたのは、こうした産褥異常の状態からなかなか回復できない女性を指したものである。