乳腺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
乳腺
Illu breast anatomy.jpg
ヒトの女性の胸の断面図
Dissected lactating breast gray1172.png
1.脂肪 2.乳管/乳腺葉 3.乳腺葉 4.結合組織 5.乳管洞 6.乳管
ラテン語 Glandula mammaria
英語 'Mammary gland

乳腺: Mammary gland: Glandula mammaria)は、乳汁を産生する外分泌組織。一般に左右対をなし、霊長類では胸部、有蹄類の大部分は鼠径部、食肉類、豚、齧歯類では腋窩から鼠径部にかけて存在する。ここでは一般に人体のものについて記述する。

解剖[編集]

乳腺は小さな乳腺葉の塊である。

生理[編集]

乳腺は乳汁を分泌できる。男性では乳腺は一般に機能退化となっていることが多い。しかし、男性でも病的な場合、エストロゲンレベルが高まる場合などによって生じてくることがある(女性化乳房)。

一般に乳腺はエストロゲンの作用によって増殖し、プロゲステロンの作用によって発達する。思春期以降による女性第二次性徴によって、卵巣が発達し、女性ホルモンとも言われるエストロゲンプロゲステロンの分泌増加が起こり、乳腺が発達する。主にエストロゲンは乳管の発達、プロゲステロンエストロゲンと共に乳腺葉の発達に作用する。

またプロラクチンオキシトシンは乳汁分泌刺激を生じる。

疾患[編集]