熱浸透率
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
熱浸透率(ねつしんとうりつ)は熱関係の指数を組合せて計算する指数である。樹脂成形の時など、高温の樹脂が冷却された型で成形する場合の型の表面温度を推定する時などに使う指数である。この指数が使われるのは、熱浸透率が互いに異なった物質が接しているときに、接触面を通って熱が移動するときである。たとえ熱伝導率及び体積熱容量が異なっていても、2つの物質の熱浸透率が等しいときは(それらの積が等しければ)、熱の拡散は境界面が存在しないのと同様に振る舞う。これは、電気信号の伝播におけるインピーダンスマッチング(反射が起こらない)の現象と同じである。
特定の分野で熱浸透率のことを熱拡散率と呼ぶこともあるが、この呼び方は誤解を避けるために使用しないことが望ましい。
熱浸透率は以下のように求める。
