瀧の家鯉香

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瀧の家鯉香(たきのや こいか、1916年? -1980年代 本名:佐々木敏子(あるいは宇た)は三味線漫談家(女道楽)。生前は落語協会所属。

三味線コントと称した都々逸、とっちりとん、のんき節などをおりまぜた女道楽で活躍、大阪では吉本興業花月にも出演経験があった。

経歴[編集]

横浜の出身。芸妓であったが気の強さから長続きせず、女道楽の「滝の家連」に加入。瀧の家お鯉・鯉香でのんき節漫才をやっていたが、コンビを解消したのち、三味線漫談をする。落語協会の色物として1970年代前半まで活躍。大阪でも受け入れられ1970年代は和朗亭にも出演。体調を崩し高座の回数も徐々に減り俗曲の師匠をしていた。1980年代半ばに死去。

その他[編集]