機械語モニタ

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機械語モニタ(きかいごモニタ、: Machine code monitor, Machine language monitor)は、各種コンピュータにファームウェアないし基本的なシステムソフトウェアとして提供されるプログラムで、メモリ内容の補助記憶装置へのロード/ストアを行ったり指定の番地からプログラムを実行するといったモニタ(ごく限られた機能を持つOS)の機能と、任意のメモリ位置の内容を参照および更新するといった単純な機械語プログラムのデバッガの機能を持つ。

マイクロコンピュータホビーパソコンen:Home computer)では広く装備されていた。初期のそれらではROMにこれしか搭載されていないものもあり、ROM-BASICが一般的になりさらにDISK-BASICでもMONコマンドで機械語モニタを使うことができた。ROM-BASICを搭載するのが一般的だった時代にも、BASIC以外の環境がメモリの制限などなく同等に使えるなどの利点やアップデートなどの諸事情で、あえてモニタのみを搭載した機種もあった(クリーンコンピュータ)。

高機能な機械語モニタは、(デバッガのように)機械語プログラムの実行も詳細に制御でき、絶対アドレス指定方式のアセンブラ逆アセンブラの機能も備えていた。機械語モニタだけでソフトウェアをプログラミングしてしまうこともそう珍しいことではなかった。

以後のパーソナルコンピュータでは、アセンブラデバッガOSのそれぞれの充実により、機械語モニタのようなオールインワンの必要は薄れ、機械語モニタを利用する技法はある種の失われた職人芸とでもいうべきものになりつつある。

現代では、組み込みシステムの開発用ターゲット環境のファームウェアや、EFIのコマンド環境・Open Firmwareなど、ファイルシステムへの対応や、周辺機器やOSの認識・選択・初期化などの機能に選択特化したプログラムが使われている。