林朗彦

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林朗彥
Ivan Lam
林朗彦（左）、黄莉莉（中国語版）（中）
link = 香港衆志主席
任期
2018年5月12日 – 2020年6月30日
前任者羅冠聰
後任者政党解散
個人情報
生誕 (1994-07-18) 1994年7月18日（29歳）
香港の旗 イギリス領香港
国籍香港の旗 中国（香港）
政党无党籍 無所属
協力政党学民思潮（2011－2016）
香港衆志（2016－2020）
出身校匯基書院 (東九龍)（中国語版）

林 朗彦（りん ろうげん、中国語: 林朗彥、英語: Ivan Lam、アイヴァン・ラム、アイバン・ラム、1994年7月18日 - ）は、広東省新会区に祖籍（中国語版）を持つ香港の民主化活動家である。学民思潮の共同創立者の一人であり、香港衆志の元主席でプロパガンダのデザインを担当し、「埋単計数、撤回課程、占領政総（中国語版）」に参加した3人の構成員の1人である。香港衆志秘書長の黄之鋒とは、匯基書院 (東九龍)（中国語版）の同級生だった。恋人は元社会運動家の黄莉莉（中国語版）[1]。

経歴[編集]

2011年5月29日、林朗彦、黄之鋒、鍾暁晴（中国語版）らは「学民思潮」を設立した。林は後に招集者を辞任し、発言を減らし、広報やイベントのコンセプト作りなどを担当するようになり、黄を招集者として残した[2]。林朗彦は、黄莉莉（中国語版）、凱撒とともに、国民教育に反対して政府総部を占拠し、徳育及国民教育科（中国語版）の撤回を要求する30時間以上にわたるハンガーストライキに参加した[3]。

2014年6月に行われた反新界東北域資金調達デモ（中国語版）では、林朗彦を含む13人のデモ参加者が竹の棒や傘を使って立法会総合大楼（中国語版）の扉をこじ開け、閉門を妨害したとして逮捕された。2016年2月19日、彼は違法な集会に参加した罪で有罪となり、120時間の社会奉仕命令（中国語版）を言い渡された。その後、律政司は判決が軽すぎることに不満を持ち、高等法院に刑期を見直す上訴を申請した。8月15日、高等法院は律政司による刑期の見直しを支持する判決を下し、林朗彦に懲役13ヶ月の判決を言い渡した[4]。

林ら全員が終審法院に上訴し、2017年11月24日、反新界東北資金調達デモに関連して、林の保釈申請が認められた[1]。

2016年5月6日、林朗彦は服役中に失踪し、社会奉仕命令を怠ったため、身柄を再拘留された[5]。

2018年3月19日、2016年11月に「反釈法（中国語版）デモ行進」に参加した後、中連弁の外で警察と衝突した社民連の呉文遠（中国語版）主席ら9人が、人々を扇動して公序良俗を乱し、違法な集会を行った罪など7つの罪に問われ、検察は不法集会への参加を扇動したなど3つの追加容疑を申請することに成功し、林朗彦は不法集会へ参加した罪を認めた[6]。

2019年3月13日、林朗彦、黄之鋒らは、マスメディアを通して香港保安局（中国語版）の反新界東北域資金調達デモ（中国語版）局長に「逃犯条例」および「刑事事宜相互法律協助条例」に関して請願し、警察と衝突した後、記者会見を行った[7]。

2019年8月30日、林朗彦は6月21日に警察本部を包囲した（中国語版）疑いで「無許可集会に参加するよう他人を故意に扇動した」罪に問われた[8]。しかし、林朗彦はすでに香港の空港から出国しており、林は保釈されておらず、香港から出国することを妨げる制限もなかったため、判事は、ラムは保釈に違反していないし、罪状を知っていたわけでもないので、検察は被告人を尊重すべきだと述べた。9月3日、香港に帰国した林朗彦は空港で税関に連行され、「無許可集会への参加の扇動」と「無許可集会への参加」の容疑で警察に逮捕された[9]。

2019年10月31日、林朗彦は「621」警総包囲事件（中国語版）に関連して、長沙湾警察署（中国語版）に出頭した。この間、林朗彦は、3月15日に政府総部（中国語版）正庁舎東館に侵入して座り込み抗議行動を行い、警備員1名を突き飛ばしたとする「普通襲撃罪」で警察に逮捕され、保釈され警察署を出た[10][11]。

2020年7月15日、裁判官は2019年3月15日の林朗彦の行動に対する「普通襲撃罪」の公判を開き、警備員の証言を聞き、現場の監視カメラの映像を見た後、警備員の証拠は信憑性がなく、監視カメラの映像と一致せず、映像には被告による暴行は映っていないと判断し、疑わしきは被告人の利益にとして、被告を普通襲撃罪で無罪とした[12]。

2020年11月23日、林朗彦は、6月21日の警総包囲（中国語版）事件に関連して、「無許可の集会に故意に参加するよう他者を扇動した」という罪で、西九龍裁判法院で1件の有罪を認めた。裁判官は林朗彦、黄之鋒、周庭ら3人を収監し、12月2日まで判決を延期した。

12月2日に西九龍裁判法院で、王詩麗裁判官は、林ら3人は「事前に計画して積極的に参加し」、「大規模な方法で集合した」とし、道路状況に危険を及ぼしたために、林朗彦に懲役7ヶ月の実刑と、上告による保釈の拒否の判決を言い渡した[13]。

職歴[編集]

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ a b “隔着鐵窗淚眼相看　 林朗彥與警察父親破冰”. 蘋果日報 (香港). (2017年11月25日). https://hk.news.appledaily.com/local/daily/article/20171125/20225096 
  2. ^ 學民思潮小軍師 要退一步「修行」 林朗彥：擔心行得太快 林朗彥退居幕後
  3. ^ 學民3子絕食 要求撤國教 的存檔，存档日期2013-09-27. Category:Webarchiveテンプレートのウェイバックリンク
  4. ^ “【衝擊立會案】上訴庭准許加刑 12被告入獄13個月”. 蘋果日報 (2017年8月15日). 2017年8月16日閲覧。
  5. ^ “學民前召集人林朗彥「玩失蹤」不做服務令 還押候訊”. 雅虎. (2016年5月6日). https://hk.news.yahoo.com/學民前召集人林朗彥-玩失蹤-不做服務令-還押候訊-070000317.html 
  6. ^ 「反釋法遊行案 林朗彥及林淳軒承認部分控罪」『星岛日报』、2018年3月19日。
  7. ^ “黃之鋒林朗彥假請願 真暴力推撞警員”. 大公网. (2019年3月4日). http://www.takungpao.com.hk/news/232109/2019/0314/261645.html 
  8. ^ 林樂兒 (2019年8月30日). “與周庭同獲保釋　須守宵禁令　林朗彥不在港未上庭”. 香港01. https://www.hk01.com/%E7%A4%BE%E6%9C%83%E6%96%B0%E8%81%9E/369787/ 2019年8月30日閲覧。 
  9. ^ 星島日報 (2014年6月8日). “八九十後開業創自拍體驗館”. 2021年12月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年1月27日閲覧。
  10. ^ “【逃犯條例】眾志主席再被捕　因「315」突襲政總被控普通襲擊罪”. 香港01. (2019年10月31日). https://www.hk01.com/%E6%94%BF%E6%83%85/393041/%E9%80%83%E7%8A%AF%E6%A2%9D%E4%BE%8B-%E7%9C%BE%E5%BF%97%E4%B8%BB%E5%B8%AD%E5%86%8D%E8%A2%AB%E6%8D%95-%E5%9B%A0-315-%E7%AA%81%E8%A5%B2%E6%94%BF%E7%B8%BD%E8%A2%AB%E6%8E%A7%E6%99%AE%E9%80%9A%E8%A5%B2%E6%93%8A%E7%BD%AA 
  11. ^ “涉3．15闖政總推跌保安　眾志主席林朗彥被控普通襲擊”. 明報. (2019年10月31日). https://news.mingpao.com/ins/%e6%b8%af%e8%81%9e/article/20191031/s00001/1572533488970/%e6%b6%893-15%e9%97%96%e6%94%bf%e7%b8%bd%e6%8e%a8%e8%b7%8c%e4%bf%9d%e5%ae%89-%e7%9c%be%e5%bf%97%e4%b8%bb%e5%b8%ad%e6%9e%97%e6%9c%97%e5%bd%a5%e8%a2%ab%e6%8e%a7%e6%99%ae%e9%80%9a%e8%a5%b2%e6%93%8a 
  12. ^ 林朗彥涉襲政總保安　受審後獲判無罪
  13. ^ 周庭、黃之鋒、林朗彥就香港「反送中」非法集結案認罪被判收押會帶來什麼影響？

外部リンク[編集]

党職
先代
羅冠聰 		香港衆志主席
2018年5月12日－2020年6月30日 		（組織正式宣佈解散）
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