松尾羊一
松尾 羊一(まつお よういち、1930年〈昭和5年〉 - 2024年〈令和6年〉2月22日)は、東京都出身の放送評論家。本名は吉村育夫。
人物[編集]
- 早稲田大学を卒業後、文化放送に入社後、社会教養番組のディレクターとして活躍。「スリ山に育つ子ら」「ある捜索願い」(日本民間放送連盟賞優秀賞)「この十年の記録」(日本民間放送連盟賞最優秀賞)を手掛けた。
- 退社後は放送評論家だけでなく、雑誌のコラムを執筆している。テレビ雑誌「ザテレビジョン」の「ザテレビジョンドラマアカデミー賞」審査員を務めている。
- 2015年、第52回ギャラクシー賞 志賀信夫賞を受賞[1]。
- 2024年2月22日、大腸癌のため死去[2]。94歳没。
役職[編集]
著書[編集]
- 『テレビ徒然草』日本放送出版協会、1984年8月20日。NDLJP:12276009。
- 『テレビは何をしてきたか : ブラウン管の中の戦後風俗史』中央経済社、1987年3月20日。NDLJP:12276070。
- 『テレビドラマのなかの家族 ブックレット生きる9』(アドバンテージサーバー、1993年)
- 『テレビ遊歩道(1)、(2)』(メトロポロタン、2001年)
- 『テレビドラマを「読む」 映像の中の日本人論』(メトロポリタン、2002年)
脚注[編集]
- ^ “第52回ギャラクシー賞受賞作品”. 放送批評懇親会. 2015年6月3日閲覧。
- ^ “放送評論家、松尾羊一さん死去 94歳”. 産経新聞. (2024年4月10日) 2024年4月10日閲覧。