東野交通真岡営業所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

東野交通真岡営業所(とうやこうつうもおかえいぎょうしょ)は、栃木県真岡市に所在した東野交通のバス営業所。営業所閉鎖後も真岡車庫として一部施設は継続使用されており、2018年10月1日の関東自動車と統合後も東野真岡車庫として存続[注 1]

真岡車庫(旧真岡営業所)

所在地[編集]

栃木県真岡市八條681-1[1]

概要[編集]

現在は真岡市郊外に位置するが、かつては真岡市街地(荒町)に位置していた。

バス駐車スペースの他に事務所、整備庫、給油設備や洗車設備、社員寮などの営業所としての設備はあるが、現在も使用されているのは事務所と給油設備のみで、ほかは封鎖や倉庫転用されている。事務所では定期券の取り扱いも行なっている。

かつては貸切車両も配置されていたが、2015年5月1日現在では路線車両13台が配置されている[注 2]

余剰となった敷地の一部を使用して、東武グループにより太陽光発電所が設置されている。

車庫に格下げされ関東自動車との合併後も「真岡営業所」停留所が現在も併設されており、各方面から真岡止まりのバスの折り返し場となっている。2022年10月からは旧来の東野交通路線ではない石橋〜真岡線も本車庫を利用して折り返している。

沿革[編集]

  • 開設年月日不明 真岡市台町4159に設置[2]
  • 1962年8月10日 新築移転(荒町、真岡市役所より少し北)
  • 1989年 営業所から出張所へ格下げ、前後して現在地(八條)へ移転
  • 時期不明 出張所から車庫へ格下げ
  • 2014年10月1日 敷地内の一部に東武エネルギーマネジメントが太陽光発電所を設置し発電開始[3]

営業所廃止時の管轄路線[編集]

下記路線には真岡車庫配置車のほか、本社営業所や益子車庫配置車、西原車庫配属車も使用される。また、真岡配置車も他の路線にも使用される。

  • 真岡線
    • 西原車庫 - 宇都宮東武 - JR宇都宮駅 - 宇大前 - ベルモール(一部便は経由しない) - 鐺山 - 石法寺 - 台町 - 真岡営業所
    • 宇都宮東武 - JR宇都宮駅 - 宇大前 - 鐺山 - 石法寺 - 台町 - 芳賀日赤病院前 - 真岡営業所
    • 宇都宮東武 - JR宇都宮駅 - 宇大前 - 鐺山 - 石法寺 - 亀山- 台町 - 真岡営業所
  • 真岡水橋線
    • 宇都宮東武 - JR宇都宮駅 - 宇大前 - 鐺山 - 水橋(橋場) - 中島 - 真岡駅前 - 台町 - 真岡営業所
  • 井頭一万人プール線(プール営業期間のみ運行)[4]
    • 宇都宮東武 - JR宇都宮駅 - 宇大前 - 鐺山 - 石法寺 - 井頭一万人プール

関連項目[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ おでさぽ70関東自動車
  2. ^ BJエディターズ89 「東武バス 東野バス」 P21

出典[編集]

  1. ^ 定期券センター・発売所 関東自動車 2023年3月8日閲覧
  2. ^ 「栃木県のバス時刻表ライブラリー」P156 1955年(昭和30年)の時刻表表紙より
  3. ^ 東野交通真岡車庫において太陽光発電所が竣工東武エネルギーマネージメント
  4. ^ かつては宇都宮東武発一万人プール経由真岡営業所線だったが、2017年より宇都宮東武から一万人プールまでの区間便に変更された。通年バスの運行がなくなった一万人プール〜北陵高校農場前〜赤層入口間も2022年4月改正までは路線図に記載が残っていた。