村雲駅

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村雲駅
村雲駅跡碑(2017年1月)
むらくも
Murakumo
丹波日置 (3.6 km)
(3.4 km) 福住
地図
所在地 兵庫県多紀郡多紀町
(現・丹波篠山市向井)
北緯35度5分3.2秒 東経135度18分38秒 / 北緯35.084222度 東経135.31056度 / 35.084222; 135.31056座標: 北緯35度5分3.2秒 東経135度18分38秒 / 北緯35.084222度 東経135.31056度 / 35.084222; 135.31056
所属事業者 日本国有鉄道
所属路線 篠山線
キロ程 14.2 km(篠山口起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1944年昭和19年)3月21日
廃止年月日 1972年(昭和47年)3月1日
備考 路線廃止に伴う廃駅
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村雲駅(むらくもえき)は、かつて兵庫県多紀郡多紀町(現・丹波篠山市向井)にあった、日本国有鉄道(国鉄)篠山線廃駅)である。篠山線の廃線に伴い、1972年昭和47年)3月1日に廃駅となった。

当駅からは、付近で算出されるマンガン硅石を貨物として積み出していた。

歴史[編集]

年表[編集]

駅名の由来[編集]

当駅の開業時から1955年(昭和30年)まで当地に存在した「村雲村」によるものである。村雲の名前は、付近一帯の広域地名として小学校名などで使われている。

駅構造[編集]

駅舎が線路の北側にあり、駅舎に面した貨物用ホームと、駅舎から離れた旅客列車用の島式ホームがあった。構内が広かったため、駅跡のモニュメントの駅名標[4]は、線路跡の県道からやや北に入ったところにある。

駅周辺[編集]

駅跡地は兵庫県道543号上宿栃梨線、周辺はビニールハウスや田畑、宅地になっている。

隣の駅[編集]

日本国有鉄道
篠山線
丹波日置駅 - 村雲駅 - 福住駅

脚注[編集]

  1. ^ 「運輸通信省告示第78号」『官報』1944年3月20日 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  2. ^ 「通報 ●笹山線篠山外4駅の営業範囲変更に伴う旅客の取扱方について(営業局)」『鉄道公報日本国有鉄道総裁室文書課、1958年10月29日、7面。
  3. ^ 1972年(昭和47年)2月1日日本国有鉄道公示第547号「運輸営業の廃止の件」
  4. ^ 「村雲駅」の名板新調 1972年以来42年ぶり 篠山市村雲地区の「楽生会」」『丹波新聞』、2014年3月6日。2023年3月28日閲覧。

関連項目[編集]