月刊アドバンス大分

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月刊アドバンス大分(げっかんアドバンスおおいた)は、大分県大分市に本社を置く株式会社アドバンス大分(現・株式会社OCAD)がかつて発行していた月刊の地域情報誌である。

概要[編集]

創刊は1971年(昭和46年)8月号で、1997年(平成9年)に同年8月号をもって休刊するまで26年間にわたって発行された[1]。休刊した1997年には、誌名を「月刊アドバンス大分 Japan」としている[1]

1996年に開催された第12回NTTタウン誌フェスティバルでは、参加した714誌の中から大賞を受賞しており[2]、全国的にも高い評価を受けた地域誌であった。

また、姉妹誌として、地域経済を中心とした月刊誌『AD経』(アドケイ)を、1985年(昭和60年)1月から1993年(平成5年)4月まで、通巻100号にわたり発行していた[1]

本誌を発行していた株式会社アドバンス大分は、1998年2月に株式会社だいせん(現・株式会社オーシー)企画室を源流とする株式会社エー・ディー・エーと合併して株式会社エーディーエー・アドバンス(現・株式会社OCAD)となっており、広告代理業を中心とした事業を行っている[3]

内容[編集]

大分県の政治、経済、文化、歴史等に関する記事が中心であった。

連載記事をまとめて「おおいた文庫」シリーズとして単行本化しており、同シリーズには由布院温泉亀の井別荘の経営者中谷健太郎『たすきがけの湯布院』[4]などが含まれている。

脚注[編集]