暗闇の中の希望
| 暗闇の中の希望 The Tsuranga Conundrum | |||
|---|---|---|---|
| 『ドクター・フー』のエピソード | |||
| 話数 | シーズン11 第5話 | ||
| 監督 | ジェニファー・ペロット | ||
| 脚本 | クリス・チブナル | ||
| 制作 | ニッキー・ウィルソン | ||
| 音楽 | セーガン・アキノラ | ||
| 初放送日 | .svg){kind=small} 2018年11月4日 | ||
| |||
「暗闇の中の希望」（くらやみのなかのきぼう、原題 : "The Tsuranga Conundrum"）は、イギリスのSFドラマ『ドクター・フー』の第11シリーズ第5話。脚本はエグゼクティブ・プロデューサーのクリス・チブナルが、監督はジェニファー・ペロットが担当し、2018年11月4日に BBC One で初放送された。
本作ではタイムトラベラーの異星人13代目ドクター（演：ジョディ・ウィテカー）と人間の友人グレアム・オブライエン（演：ブラッドリー・ウォルシュ）とその孫ライアン・シンクレア（演：トシン・コール）とその幼馴染ヤズミン・カーン（演：マンディップ・ギル）がソニック爆弾の爆発で負傷し、医療船に救助される。船内にはあらゆる物体を捕食するプティンと呼ばれる貪欲な生物がおり、彼らは船が破壊される危機に見舞われる。
視聴者数は776万人で、批評家のレビューは賛否両論であった。
製作[編集]
開発[編集]
プティンという生物はシリーズ開発の初期段階で勤務していた脚本家ティム・プライスが考案・命名した[1]。チブナルと "Doctor Who Magazine" のマーカス・ハーンはプティンという名称について「素晴らしくそして尋常ではない」と評価した[1]。
配役[編集]
「新生ドクター、地球に落ちる」の放送後、ブレット・ゴールドスタイン、ルイス・チミンバ、ベン・ベイリー・スミスが第11シリーズにゲスト出演することが明かされた[2]。彼らは本作で順にアストス、マブリ、ダーカス・シセロ役を演じた。この他にはスザンヌ・パッカーもイヴ・シセロ役、デイヴィッド・シールズがロナン役、ジャック・シャルーがヨス役で出演した[3]。
撮影[編集]
撮影のための助力を得るため、製作スタッフはオーストラリア人監督のジェニファー・ペロットを訪ね、「暗闇の中の希望」の監督を依頼した[1]。
放送と反応[編集]
| 専門評論家によるレビュー | |
|---|---|
| レビュー・スコア | |
| 出典 | 評価 |
| エンターテインメント・ウィークリー | B-[4] |
| デイリー・ミラー |   [5] |
| ラジオ・タイムズ | [6] |
| The A.V. Club | B[7] |
| インデペンデント | [8] |
| TV Fanatic |  [9] |
「暗闇の中の希望」のリアルタイム視聴者数は612万人、番組視聴占拠率は29.5%を記録した。これはその晩における全チャンネルの番組で第2位、週で第6位となる記録であった[10]。Audience Appreciation Index のスコアは79であった[11]。タイムシフト視聴者を加算すると合計の視聴者数は776万人に及び、その週の全チャンネルの番組で第6位となった[12]。
日本では2019年3月8日からHuluで字幕版・吹替版共に配信が開始された[13]。
出典[編集]
- ^ a b c Hearn, Marcus (December 2018). “Episode previews – The Tsuranga Conundrum”. Doctor Who Magazine (531): 26.
- ^ Fullerton, Huw (2018年10月7日). “Doctor Who casts Mark Addy, Chris Noth and Julie Hesmondhalgh in mysterious new roles”. ラジオ・タイムズ. 2018年11月5日閲覧。
- ^ Ling, Thomas (2018年11月4日). “Doctor Who series 11 episode 5: meet the guest cast of The Tsuranga Conundrum”. ラジオ・タイムズ. 2018年11月5日閲覧。
- ^ Coggan, Devan (2018年11月4日). “Doctor Who recap: One Pting leads to another”. Entertainment Weekly. 2021年1月9日閲覧。
- ^ Jackson, Daniel (2018年11月4日). “Doctor Who series 11 episode 5 The Tsuranga Conundrum review: Enjoyable in places, but the weaker episode so far”. Daily Mirror. 2021年1月8日閲覧。
- ^ Mulkern, Patrick (2018年11月4日). “Doctor Who The Tsuranga Conundrum review: it's Casualty in Space and a dismal misfire”. ラジオ・タイムズ. 2021年1月8日閲覧。
- ^ “A creepy-cute spices up Doctor Who's latest base-under-siege story”. The A.V. Club (2018年11月4日). 2021年1月8日閲覧。
- ^ Power, Ed (2018年11月4日). “Jodie Whittaker definitively finds her feet in Doctor Who episode 5 – review”. The Independent 2018年11月4日閲覧。
- ^ “Doctor Who Season 11 Episode 5 Review: The Tsuranga Conundrum”. TV Fanatic (2018年11月5日). 2021年1月8日閲覧。
- ^ Marcus (2018年11月5日). “The Tsuranga Conundrum – Overnight Viewing Figures”. Doctor Who News. 2018年11月5日閲覧。
- ^ “The Tsuranga Conundrum”. Doctor Who News. 2018年11月6日閲覧。
- ^ “The Tsuranga Conundrum - Official Viewing Figures”. Doctor Who News. 2018年11月5日閲覧。
- ^ “Huluプレミア「ドクター・フー」シーズン11 特別映像解禁”. TV LIFE web. ワン・パブリッシング (2019年2月8日). 2021年1月7日閲覧。
外部リンク[編集]
- The Tsuranga Conundrum - BBC
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