春暮康一

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(はるくれ こういち、1985年 -)は、日本のSF作家山梨県甲府市出身[1]

経歴・人物[編集]

山梨大学大学院物質・生命工学専攻修士課程修了[1]。現在メーカー勤務のエンジニア。

2019年8月、投稿作「オーラリメイカー」が第7回ハヤカワSFコンテストで〈優秀賞〉を受賞し、同年11月に作家デビューした。

作品リスト[編集]

単行本[編集]

アンソロジー収録作品[編集]

「」内が春暮の作品

雑誌掲載作品[編集]

小説
  • 「オーラリメイカー」(優秀賞受賞作冒頭先行掲載) - 『S-Fマガジン』2019年12月号 早川書房 2019年10月発売 掲載
  • 「ピグマリオン (前篇)」 - 『S-Fマガジン』2020年8月号 早川書房 2020年6月発売 掲載
  • 「ピグマリオン (後篇)」 - 『S-Fマガジン』2020年10月号 早川書房 2020年8月発売 掲載
  • 「主観者 (前篇)」 - 『S-Fマガジン』2021年8月号 早川書房 2021年6月発売 掲載
  • 「主観者 (後篇)」 - 『S-Fマガジン』2021年10月号 早川書房 2021年8月発売 掲載
  • 「モータル・ゲーム」 - 『S-Fマガジン』2022年9月号 早川書房 2022年6月発売 掲載

脚注[編集]

  1. ^ a b 第7回ハヤカワSFコンテスト最終選考結果の発表(2019/08/15)(Hayakawa Online)
  2. ^ 表題作のほか、書き下ろし短篇「虹色の蛇」を同時収録している。
  3. ^ 3作を収録。表題作「法治の獣」と「方舟は荒野をわたる」は書き下ろし。残り1作の「主観者」は、2021年『S-Fマガジン』に掲載された作品。