帝乃三姉妹は案外、チョロい。
| 帝乃三姉妹は案外、チョロい。 | |
|---|---|
| ジャンル | 少年漫画、ラブコメディ |
| 漫画 | |
| 作者 | ひらかわあや |
| 出版社 | 小学館 |
| 掲載誌 | 週刊少年サンデー |
| レーベル | 少年サンデーコミックス |
| 発表号 | 2022年4・5合併号 - |
| 発表期間 | 2021年12月22日 - |
| 巻数 | 既刊9巻（2024年4月17日現在） |
| テンプレート - ノート | |
| プロジェクト | 漫画 |
| ポータル | 漫画 |
『帝乃三姉妹は案外、チョロい。』（みかどのさんしまいはあんがい、チョロい。）は、ひらかわあやによる日本の漫画作品。『週刊少年サンデー』（小学館）にて、2022年4・5合併号から連載中[1]。2022年12月時点で、累計発行部数は20万部を突破している[2]。
あらすじ[編集]
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登場人物[編集]
- 綾世 優（あやせ ゆう）
- 主人公。17歳。才華学園普通課2年生。一人称は「オレ」。髪は赤色でアホ毛がある。特技は家事(主に掃除と料理)。亡き母は大女優として知られていた綾世昴。父親は不明で母子家庭であった。唯一の家族であった母が亡くなったことで母ぬを容姿は母譲りの綺麗な顔立ちだが、母と違い学業、スポーツ、演技力などの才能は無く、「凡人」、「ポンコツ」と評されている。しかし、周囲の期待や落胆など気にも留めない精神的にタフな性格であり、時に一切の反論を許さない凄味を発し、自らの意見を押し通す一面も持つ。その一方、恋愛面でも朴念仁で、三姉妹に対し「家族としての愛情」を持っているが、三姉妹が優に秘める「異性としての愛情」には気付いていない。
- 帝乃 一輝（みかどの かずき）
- 帝乃家の長女。才華学園芸能課3年生。女性のみで構成された歌劇団の男役スター。青みがかったベリーショートと長身が特徴。一人称は「僕」。演技の天才であり、恵まれたビジュアルを活かした高度な演技力、歌唱力で難役も軽くこなし、再演不可能と言われた役柄を復活させており、海外からも高い評価を受けている。学園内外問わず、女性からの人気も高い。性格は人一倍にプライドが高い一方で、食べ物の好き嫌いが激しい一面があり、ピーマン、しいたけ、ナス、ゴーヤ、キクラゲが苦手である。
- 優と一緒に二人で皿洗いをしていた時に足が転んだ拍子に優とキスする。
- 帝乃 二琥（みかどの にこ）
- 帝乃家の次女。才華学園体育課2年生。空手家。お団子ロングヘアーが特徴。一人称は「あたし」。空手組手の達人で、身長約150センチメートルと小柄ながらも、身体能力が非常に高く、幾多にも及ぶ武道系競技の大会を優勝しており、中学時代、山で山菜取りの体験学習の最中に遭遇熊を拳一発で倒しており、現在でも噂になっている。言葉遣いが多少荒いが、性格は自他共に厳しく、真面目である。また、アスリートらしく食事の栄養バランスにも気を使っている。実は年齢相応に可愛い衣服や小物などに興味を持っているが、彼女自身は「自分のキャラに似合わない」と思い、自ら避けるようにしている。
- 帝乃 三和（みかどの みわ）
- 帝乃家の三女。才華学園進学課1年生。女流棋士。ボサボサなショートカットと八重歯が特徴。一人称は「うち」で語尾に「〜っス」をつける。甘党。IQ180超えとも言われる優れた頭脳の持ち主で、女流棋士として活躍し、その才能は棋界から将来を期待されるほどである。将棋のみならず、囲碁やチェスの大会でも優勝を重ね、国際数学コンテストでは最年少女性代表者としてチームを勝利に導いている、勉学全般にも秀でいる反面、運動が苦手である。性格は少々意地悪である。
- 綾瀬 昴（あやせ すばる）
- 綾瀬 優の母。物語開始の時点で故人。文武芸の天才で、海外の超名門大学を首席で卒業し、危険なアクションも自らこなす、国内外で名が知られた大女優。優にとっても「母は『偉大な女優』」と認識していたが、それ故に周囲から事ある毎に天才である母と比較されては、失望・愚弄される原因ともなっている。彼女自身も息子である優に対して、愛情は持っているものの、仕事の多忙さと言葉足らずの言動が重なり、すれ違いを生んでしまったが、病に倒れて、入院したのを切っ掛けに和解するも、その後、死別してしまう。亡くなる前に「優は幸せな家族を作って」という遺言を残した。
- 帝乃姉妹の父
- 本名不明。帝乃三姉妹の実父。綾瀬昴の知人で、彼女に対して恩があるとして、彼女の息子である優を引き取った。極端な実力主義者で、「帝乃家の一員は全員が天才である」ということに妄執しており、娘達には「帝乃家に馴れ合いはいらない」「凡庸は悪」とし、優に対しても「あの天才女優、綾瀬昴の子なのに」との自身の考えを押し付けている。その一方で、娘達には親としての情愛は持っており、三姉妹が優と仲良くしているところを見た時、三姉妹と優の関係を警戒し問い質すなど、親バカとも言える一面も垣間見えた。
書誌情報[編集]
- ひらかわあや『帝乃三姉妹は案外、チョロい。』小学館〈少年サンデーコミックス〉、既刊9巻（2024年4月17日現在）
- 2022年3月17日発売[3]、ISBN 978-4-09-851038-2
- 2022年7月15日発売[4]、ISBN 978-4-09-851152-5
- 2022年10月18日発売[5]、ISBN 978-4-09-851347-5
- 2022年12月16日発売[2]、ISBN 978-4-09-851490-8
- 2023年3月16日発売[6]、ISBN 978-4-09-851774-9
- 2023年7月18日発売[7]、ISBN 978-4-09-852126-5
- 2023年10月18日発売[8]、ISBN 978-4-09-852856-1
- 2024年1月18日発売[9]、ISBN 978-4-09-853076-2
- 2024年4月17日発売[10]、ISBN 978-4-09-853222-3
脚注[編集]
出典[編集]
- ^ “天才三姉妹と凡人のホームラブコメディ、ひらかわあや新連載がサンデーで開幕”. コミックナタリー. ナターシャ (2021年12月22日). 2023年1月12日閲覧。
- ^ a b “帝乃三姉妹は案外、チョロい。 4”. 小学館. 2022年12月16日閲覧。
- ^ “帝乃三姉妹は案外、チョロい。 1”. 小学館. 2022年3月17日閲覧。
- ^ “帝乃三姉妹は案外、チョロい。 2”. 小学館. 2022年7月15日閲覧。
- ^ “帝乃三姉妹は案外、チョロい。 3”. 小学館. 2022年10月18日閲覧。
- ^ “帝乃三姉妹は案外、チョロい。 5”. 小学館. 2023年3月16日閲覧。
- ^ “帝乃三姉妹は案外、チョロい。 6”. 小学館. 2023年7月18日閲覧。
- ^ “帝乃三姉妹は案外、チョロい。 7”. 小学館. 2023年10月18日閲覧。
- ^ “帝乃三姉妹は案外、チョロい。 8”. 小学館. 2024年1月18日閲覧。
- ^ “帝乃三姉妹は案外、チョロい。 9”. 小学館. 2024年4月17日閲覧。
外部リンク[編集]
- 帝乃三姉妹は案外、チョロい。 - Webサンデー
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