富田童子

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とみた どうじ
富田 童子
職業 漫画家
活動期間 2018年 -
ジャンル 青年漫画ボーイズラブ
受賞 アフタヌーン四季賞 2017年冬のコンテスト四季大賞受賞(「うつくしいものたち」)
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富田 童子(とみた どうじ)は、日本漫画家。「うつくしいものたち」がアフタヌーン四季賞2017年冬のコンテストで四季大賞を受賞し、『月刊アフタヌーン』(講談社)2018年3月号に掲載されデビュー。同作を藤島康介が絶賛した[1]

来歴[編集]

ゲンロンスクール「ひらめきマンガ教室」の2期生[2]。教室の卒業生としてイベントに参加した後の打ち上げでバーロー症候群による心停止を起こし、居合わせた東浩紀ブルボン小林(長嶋有)らに救命措置を受けた経歴がある。心停止は48分間にもわたったが、奇跡的に回復した[3][4]。回復後に発表した『BOYS OF THE DEAD』はゾンビ物BLという斬新な組み合わせで「ゾンBL」として話題を集めた[5]

作品リスト[編集]

漫画[編集]

  • うつくしいものたち(『月刊アフタヌーン』2018年3月号) - アフタヌーン四季賞 2017年冬のコンテスト四季大賞受賞作品[6]
  • 怪物殺し(『月刊アフタヌーン』2018年11月号)
  • BOYS OF THE DEAD(『Canna』Vol.64 - 74連載[注釈 1]) - Vol.64掲載時タイトルは「BOYS of the dead」。
  • 戸村助教授のアソビ(原作:都伊カオル、『週刊漫画ゴラク』2021年2月19日号[7] - ) - シリーズ連載[7]

イラスト[編集]

  • 稀有なるオメガと石の上の花 (著:みやしろちうこ、星海社FICTIONS) - 装画

書籍[編集]

  • 『BOYS OF THE DEAD』プランタン出版〈Canna Comics〉、2020年12月28日発売[8]ISBN 978-4-8296-8645-4
  • 『戸村助教授のアソビ』原作:都伊カオル、日本文芸社〈ニチブンコミックス〉、2022年 - 、既刊1巻(2022年4月27日現在)
    1. 2022年4月27日発売[9][10]ISBN 978-4-537-14493-2

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ Vol.64、Vol.68、Vol.70、Vol.72、Vol.74に掲載。

出典[編集]

  1. ^ うつくしいものたち(四季賞2017冬 四季大賞)”. モアイ (2018年3月23日). 2020年12月28日閲覧。
  2. ^ @genronschool (2021年3月3日). "ブルボン小林がTBSラジオ「たまむすび」に出演". X(旧Twitter)より2021年3月9日閲覧
  3. ^ @TomitaDouji (2021年3月4日). "わたしが一命をとりとめたのは". X(旧Twitter)より2021年3月9日閲覧
  4. ^ @TomitaDouji (2021年3月4日). "あの場での人工呼吸が無ければ重度の障害が残っていた". X(旧Twitter)より2021年3月9日閲覧
  5. ^ 終末世界で愛を貫く者たちを描く“ゾンBL”、富田童子「BOYS OF THE DEAD」(試し読みあり)”. コミックナタリー. 2021年3月9日閲覧。
  6. ^ 【特報】「アフタヌーン四季賞2017・冬のコンテスト」最終選考結果発表! アフタヌーンホームページ 2018年2月19日配信記事
  7. ^ a b “ポンコツ映画監督のサスペンス&“遊戯史学”題材にしたミステリーがゴラクで”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年2月5日). https://natalie.mu/comic/news/415146 2022年4月30日閲覧。 
  8. ^ “終末世界で愛を貫く者たちを描く“ゾンBL”、富田童子「BOYS OF THE DEAD」”. コミックナタリー (ナターシャ). (2020年12月28日). https://natalie.mu/comic/news/410734 2020年12月28日閲覧。 
  9. ^ “伊藤潤二も推薦、風変わりな男の遊戯史学ミステリー「戸村助教授のアソビ」1巻”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年4月27日). https://natalie.mu/comic/news/475640 2022年4月30日閲覧。 
  10. ^ 戸村助教授のアソビ 1(単行本)”. 日本文芸社. 2022年4月30日閲覧。

外部リンク[編集]