家弓正彦

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家弓 正彦(かゆみ まさひこ、1959年9月12日 - )は、日本の実業家、株式会社シナプス代表取締役社長、経営コンサルタントグロービス経営大学院元教授、中央大学元非常勤講師[1][2]

人物[編集]

1959年9月12日、神奈川県鎌倉市生まれ。立教大学経済学部経営学科(現・経営学部)卒業[1]。1982年松下電器産業株式会社入社。FA関連機器のマーケティング業務を担当し、市場調査、商品企画、広告宣伝、販売促進など広くマーケティング実務に従事する[2][3]

その後、三和総合研究所にて経営コンサルティングに従事。 1997年、シナプス設立、代表取締役社長[3][4]。コンサルタントとしてマーケティング戦略構築から、マーケティング施策の現場導入を支援する。これまでベンチャーから一部上場企業まで400社を超える企業にマーケティングを中心とした経営提言、指導を行う[2][3][5]

中央大学非常勤講師、グロービス経営大学院教授も務め、企業の社内研修を中心とする講師としても、SMBCコンサルティング講師、日経ビジネススクール講師、日経BPセミナー講師など、のべ約4万人以上の受講生に対する豊富な教職経験を有している[2]

リーダーシップ教育を行う立教大学経営学部[6]のワークショップでもボランティアで講師を務めるなど、学生たちへケーススタディーを行う中で、グループワークファシリテーションやアドバイスを行った[7]

著書[編集]

  • 『1998年日本はこうなる』共著 講談社 1997年11月
  • 『できる・使える事業計画の書き方』共著 日本能率協会 1997年12月
  • 『広告ビジネス戦略』監修 誠文堂新光社 2010年7月15日
  • 『ブランディング戦略』監修 誠文堂新光社 2010年7月15日
  • 『広報・PR戦略』共著 誠文堂新光社 2010年8月
  • 『ニーズの種を育てるヒアリング・課題解決の教科書』ビジネス教育出版社 2020年3月

脚注[編集]