姜敏赫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
姜敏赫
基本情報
生年月日 (1999-02-17) 1999年2月17日(25歳)
性別 男性
国籍 大韓民国の旗 韓国
出身地 水原市
身長 183cm
選手情報
利き腕
種目 男子ダブルス
主な戦績
世界ランク(最高) 2位
国際大会
獲得メダル
男子バドミントン
大韓民国の旗 韓国
世界選手権
2023 コペンハーゲン 男子ダブルス
スディルマン杯
2023 蘇州 混合団体
2021 ヴァンター 混合団体
アジア競技大会
2022 杭州 男子団体
アジア選手権
2019 武漢 男子ダブルス
ワールドツアーファイナルズ
2023 杭州 男子ダブルス
世界ジュニア選手権
2017 ジョグジャカルタ 男子ダブルス
2017 ジョグジャカルタ 混合団体
アジアジュニア選手権
2017 ジャカルタ 混合ダブルス
2017 ジャカルタ 混合団体
2016 バンコク 混合団体
BWFプロフィール

姜 敏赫(カン・ミンヒョク、英語: Kang Min-hyuk朝鮮語: 강민혁1999年2月17日 - )は、大韓民国の男子バドミントン選手[1]2023年の世界王者。同年の年間王者にも輝いた。

経歴[編集]

ジュニア時代は金元昊とペアを組み、2017年世界ジュニア選手権では銅メダルを獲得した。

2022年からは、1歳年上の徐承宰とペアを組み国際大会に出場する。
同年4月の韓国オープンでは、準決勝で世界ランク2位のモハマド・アッサン / ヘンドラ・セティアワンを破り、決勝では世界ランク9位のファジャル・アルフィアン / ムハマド・リアン・アルディアントを破って優勝した。

2023年[編集]

2023年マレーシア・マスターズでは、1回戦目で世界ランク1位のファジャル・アルフィアン / ムハマド・リアン・アルディアントペアを破り、そのまま流れに乗り決勝でマレーシアペアを破って優勝を果たした。

8月のオーストラリア・オープンでは、準々決勝で再び世界ランク1位のファジャル・アルフィアン / ムハマド・リアン・アルディアントを破り、準決勝では前週大会王者の李洋 / 王齊麟を破る。決勝でも世界ランク5位の保木卓朗 / 小林優吾を破って優勝した。

世界選手権優勝[編集]

2週間後の世界選手権では、準決勝で世界ランク4位のアーロン・チア / ソー・ウーイックを破り、決勝ではキム・アストルプ / アンダース・スカールプ・ラスムセンを破って優勝。世界選手権初メダルにして、悲願の金メダルを達成した。

年間王者達成[編集]

12月のBWFワールドツアーファイナルズでは、グループリーグを2位通過し、準決勝で劉雨辰 / 欧烜屹を破って決勝に進出。決勝では、世界ランク1位の梁偉鏗 / 王昶を破って優勝。2023年の年間王者となった。

2024年[編集]

1月初週のマレーシア・オープンでは、準決勝に進出するも世界ランク2位のサトウィクサイラジ・ランキレッディ / チラグ・シェッティに敗れ敗退。しかし翌週のインド・オープンでは、決勝までを全てストレートで勝ち上がり、決勝では上記のインドペアにリベンジを果たして優勝した。

成績[編集]

世界選手権[編集]

開催地 パートナー 対戦相手 スコア 結果
2023 コペンハーゲン 大韓民国の旗 徐承宰 デンマークの旗 キム・アストルプ
デンマークの旗 アンダース・スカールプ・ラスムセン
14-21, 21-15, 21-17 1位 優勝

アジア選手権[編集]

開催地 パートナー 対戦相手 スコア 結果
2019 武漢 大韓民国の旗 金元昊 日本の旗 遠藤大由
日本の旗 渡辺勇大
17-21, 22-20, 25-27 3位 3位

BWFワールドツアー[編集]

5タイトル・2準優勝[編集]

大会 レベル パートナー 対戦相手 スコア 結果
2024 インド・オープン スーパー750 大韓民国の旗 徐承宰 インドの旗 サトウィクサイラジ・ランキレッディ
インドの旗 チラグ・シェッティ
15-21, 21-11, 21-18 1位 優勝
2023 BWFワールドツアーファイナルズ ファイナルズ
(スーパー1000)
大韓民国の旗 徐承宰 中華人民共和国の旗 梁偉鏗
中華人民共和国の旗 王昶
21-17, 22-20 1位 優勝
2023 オーストラリア・オープン スーパー500 大韓民国の旗 徐承宰 日本の旗 保木卓朗
日本の旗 小林優吾
21-17, 21-17 1位 優勝
2023 マレーシア・マスターズ スーパー500 大韓民国の旗 徐承宰 マレーシアの旗 マン・ウェイチョン
マレーシアの旗 ティー・カイウン
21-15, 22-24, 21-19 1位 優勝
2023 ドイツ・オープン スーパー300 大韓民国の旗 徐承宰 大韓民国の旗 催率圭
大韓民国の旗 金元昊
19-21, 21-18, 19-21 2位 準優勝
2022 韓国オープン スーパー500 大韓民国の旗 徐承宰 インドネシアの旗 ファジャル・アルフィアン
インドネシアの旗 ムハマド・リアン・アルディアント
19-21, 21-15, 21-18 1位 優勝
2022 USオープン スーパー300 大韓民国の旗 金元昊 中華人民共和国の旗 欧烜屹
中華人民共和国の旗 任翔宇
21-16, 16-21, 17-21 2位 準優勝

世界ジュニア選手権[編集]

開催地 パートナー 対戦相手 スコア 結果
2017 ジョグジャカルタ 大韓民国の旗 金元昊 日本の旗 金子真大
日本の旗 久保田友之祐
21-19, 17-21, 19-21 3位 3位

アジアジュニア選手権[編集]

開催地 パートナー 対戦相手 スコア 結果
2017 ジャカルタ 大韓民国の旗 白荷娜 大韓民国の旗 羅星昇
大韓民国の旗 成雅瑩
20-22, 21-18, 19-21 3位 3位

脚注[編集]

外部リンク[編集]