大崎正二
大崎 正二(おおさき しょうじ、1913年1月18日[1] - 2003年[2])は、日本の翻訳家。
旧制福岡県嘉穂中学校卒。1935年に東京外国語学校仏語科卒業、大倉商事に入社。1937年から1944年までパリ支店勤務、次いでベルリン支店に移り、敗戦直前にシベリア経由で帰国。戦後、ロンドン支店長、パリ支店長を経て退職。その間、東京外国語大学講師。フランス文学の翻訳を行った。
著書[編集]
- パリ、戦時下の風景 西田書店 1993
- 遥かなる人間風景 弘隆社 2002
翻訳[編集]
- 運命の女 モーパッサン 大地書房、1948
- 赤と黒 スタンダール 山根書店 1950
- 思想は世界を結ぶ クーデンホーフ・カレルギ自叙伝 実業之日本社、1953-54
- スエズ運河物語 ビノー 実業之日本社、1957
- フランス革命物語 ユイスマン 実業之日本社、1957
- キュリー夫人伝 エーヴ・キュリー 実業之日本社、1958