大塚健 (スノーボード選手)

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大塚 健
名前
本名 大塚 健
カタカナ オオツカ タケル
ラテン文字 Takeru Otsuka
基本情報
国籍 日本の旗 日本
種目 スノーボード・ビッグエア、スロープスタイル
生年月日 (2001-04-02) 2001年4月2日（23歳）
生誕地 神奈川県厚木市
獲得メダル
ワールドカップ
銀 2018 カードローナ大会 ビッグエア
金 2018 モデナ・スキーパス大会 ビッグエア
銀 2018 北京大会 ビッグエア
金 2018 シークレットガーデン大会 スロープスタイル
X GAMES
金 2018 ノルウェイ大会 ビッグエア
金 2019 アスペン大会 ビッグエア

大塚 健（おおつか たける、2001年4月2日 - ）は、日本のプロスノーボード選手。2018年、2019年の X Games スノーボードビッグエア部門で、二大会連続優勝という快挙を成し遂げた。BURTON Kilroyチームのメンバーの一人[1]。2021/2022シーズンの全日本スキー連盟SNOW JAPAN強化指定選手[2]。

経歴[編集]

小学一年生のとき、父親と一緒に始めたのがきっかけでスノーボードにのめりこむようになる[3]。小学六年生のときに、プロ資格を取得[4]。

2018年4月に、オーストリアのキッツシュタインホルンで開かれた ワールドルーキーツアー（英語版） のスロープスタイルルーキー部門で優勝[5][6]。

この勝利により招待枠を獲得した X Games 2018 ノルウェイ大会では、ビッグエア部門で優勝、X Games 史上最年少メダリストとなる[7]。続く2019年1月の X Games アスペン大会でも、同じく男子ビッグエア部門で優勝した[8]。

2019年5月の左脚の故障により戦列を離れ治療とリハビリテーションを続けていた[9]が、2021年1月のFISワールドカップから復帰、ビッグエア部門で見事4位入賞を果たした。

2022年2月、北京オリンピックのスノーボード競技男子スロープスタイルでは決勝に進出し52.80点で10位となった[10]。 ビッグエアでは決勝2本目にスタイルのあるキャブトリプルコーク1800で大会最高得点となる95.00点を出すも、1本目、2本目の転倒が響き9位となった。

主な戦績[編集]

2017年[編集]

  • 2017年 ワールドルーキーツアー 男子スロープスタイル ルーキー部門 - 優勝[11]

2018年[編集]

  • 2018年3月 BURTON US オープン 男子スロープスタイル部門 - 8位[12]
  • 2018年4月 ワールドルーキーツアー 男子スロープスタイル ルーキー部門 - 優勝
  • 2018年5月 X Games ノルウェイ 男子スノーボード ビッグエア部門 - 優勝
  • 2018年9月 FIS ワールドカップ カードローナ大会 男子ビッグエア部門 - 2位[13]
  • 2018年11月 FIS ワールドカップ モデナスキーパス大会 男子ビッグエア部門 - 優勝[14]
  • 2018年11月 FIS ワールドカップ 北京大会 男子ビッグエア部門 - 2位[15]
  • 2018年12月 FIS ワールドカップ シークレットガーデン大会 男子スロープスタイル部門 - 優勝[16]
  • 2018年12月 DEW TOUR ブリッケンリッジ大会 男子スロープスタイル部門 - 4位[17]

2019年[編集]

  • 2019年1月 FIS ワールドカップ クライシュベルク大会 男子スロープスタイル部門 - 4位[18]
  • 2019年1月 X Games アスペン 男子スノーボード ビッグエア部門 - 優勝[9]

2021年[編集]

  • 2021年1月 FIS ワールドカップ クライシュベルク大会 男子ビッグエア部門 - 4位[19]
  • 2021年1月 X Games アスペン 男子スノーボード ビッグエア部門 - 5位[9]
  • 2021年4月 FIS ワールドカップ スティームボート大会 男子ビッグエア部門 - 9位[20]

2022年[編集]

  • 2022年1月 FIS ワールドカップ カルガリー大会 男子スロープスタイル部門 - 32位[21]
  • 2022年1月 FIS ワールドカップ マンモスマウンテン大会 男子スロープスタイル部門 - 12位[22]

脚注[編集]

  1. ^ “Kilroyクルー参上”. 2019年11月9日閲覧。
  2. ^ “【お知らせ】2021/2022 SNOW JAPAN強化指定選手発表”. 2022年2月23日閲覧。
  3. ^ “大塚 健 独占インタビュー「17歳でビッグエア世界王者に上り詰めた強さの秘密」”. BACKSIDE. 2019年11月9日閲覧。
  4. ^ “『ビッグエア』で世界一 飯山在住の大塚健さん（17）”. タウンニュース. 2019年11月9日閲覧。
  5. ^ “WORLD ROOKIE FINALS 2018” (PDF). World Rookie Tour. 2019年9月29日閲覧。
  6. ^ “ルーキー男子は表彰台独占。グロム男女も優勝とスロープでも10代の日本人が大躍進”. 2019年11月9日閲覧。
  7. ^ “X Games Norway 2018 Day Two News and Results — Rookies Dominate the Ski and Snowboard Big Air Competitions”. 2019年9月28日閲覧。
  8. ^ “Aspen 2019 Men's Snowboard Big Air”. 2019年9月28日閲覧。
  9. ^ a b c “Takeru Otsuka's official X Games athlete biography”. 2020年1月26日閲覧。
  10. ^ “浜田8位、大塚は10位　男子〔五輪・スノーボード〕”. 時事ドットコムニュース. https://web.archive.org/web/20220207082014/https://www.jiji.com/jc/article?k=2022020700805&g=spo 2022年2月9日閲覧。 
  11. ^ “The Tour”. 2019年9月29日閲覧。
  12. ^ “日本勢が大快挙！「BURTON US OPEN」ハイライト動画＆リザルト”. 2019年9月29日閲覧。
  13. ^ “World Cup Cardrona (NZL)”. FIS. 2019年9月28日閲覧。
  14. ^ “World Cup Modena SKIPASS (ITA)”. FIS. 2019年9月28日閲覧。
  15. ^ “World Cup Beijing (CHN)”. FIS. 2019年9月28日閲覧。
  16. ^ “World Cup Secret Gurdeen (CHN)”. FIS. 2019年9月28日閲覧。
  17. ^ “SNOW RESULTS”. 2019年9月29日閲覧。
  18. ^ “World Cup Kreischeberg (AUT)”. FIS. 2019年9月29日閲覧。
  19. ^ “World Cup Kreischeberg (AUT)”. FIS. 2021年1月11日閲覧。
  20. ^ “World Cup Steamboat (USA)”. FIS. 2022年1月12日閲覧。
  21. ^ “World Cup Calgary (CAN)”. FIS. 2022年1月12日閲覧。
  22. ^ “World Cup Mammoth Mountain (USA)”. FIS. 2022年1月12日閲覧。

外部リンク[編集]

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