単純ヘルペス脳炎
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単純ヘルペス脳炎(たんじゅんヘルペスのうえん,Herpes simplex encephalitis)とは単純ヘルペスウイルス1型(HSV-1)によって引き起こされる脳炎である。
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[編集] 疫学
日本では年間300〜400例程度発生している。男女比は3:2でやや男性に多い。9歳以下と20〜50歳という2つのピークがある。
[編集] 症状
海馬を含む両側頭葉が出血壊死することもあり、進行は比較的急速である。
[編集] 前駆症状
- 上気道感染様の症状
[編集] 発症時
これらの症状が急激に起こる。
[編集] 発症後
[編集] 診断
- 出血や浮腫を伴う病巣が認められる。
- 周期性同期性高振幅徐波
- 髄液検査
- 蛋白上昇、細胞増加
- PCRでHSV-1ゲノムを検出できることがある。
- HSV抗体価
- 血清/髄液比<20
[編集] 治療
アシクロビルが第一選択。無効であればビダラビンを投与する。その他、脳浮腫や痙攣に対症療法が行われる。
[編集] 予後
抗ウイルス剤が導入される以前は、致命率は30〜50%と高かったが、導入後は10%以下に下がっている。しかし、健忘症やせん妄などの後遺症が残る可能性が約35%ある。