髄膜刺激症状
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髄膜刺激症状(ずいまくしげきしょうじょう、英: syndrome of meningeal irritation)は、髄膜が刺激されている時に出る症状。
[編集] 原因
感染 : 脳脊髄液に感染が起こると本症を来たす。 クモ膜下出血や髄膜炎で見られる症状。 羞明(しゅうめい)、頭痛、嘔気、嘔吐、項部硬直、ケルニッヒ徴候、ブルジンスキー徴候、ラセーグ徴候などが見られる。
[編集] 種類
髄膜刺激症状には以下のものがある。
- 項部硬直(nuchal rigidity, nuchal stiffness)
- 項部硬直(こうぶこうちょく)は仰臥位の患者の頭部を持ち上げると抵抗がある事。
- 病態
- 頭部を持ち上げると髄膜が伸展されて刺激される。正常ではその程度の刺激では抵抗を示さないが、感染などにより髄膜が刺激されている状態で伸展による追加刺激が加わると、追加刺激を和らげようとする方向に反射的に筋肉が働く。これが診察者には抵抗として観測される。反射なので本人の意識レベルに関係なく観測できる一方、小児などでは髄膜刺激があっても観測されない事がある。
- 鑑別
- 項部硬直が頚部の前屈に対してのみ抵抗を示すのに対して、頚部強直(強剛)の場合は前後左右あらゆる方向への抵抗が見られる。パーキンソン症候群や頚椎症、除脳硬直などで起こる。また項部の筋痛があるために、抵抗を感じる場合もある。
- ケルニッヒ徴候(Kernig's sign)
- ブルジンスキー徴候(Brudzinski's sign)
- ラセーグ徴候(Lasegue's sign)
- neck flexion test : 自発的に頸部を前屈させ、下顎が胸まで十分に近接するようであれば正常。前屈が困難であれば異常。
- jolt accentuation : 子どもが「イヤイヤ」をするように、素早く頭部を左右に振り、頭痛が増悪するようであれば異常。