千太郎纏しぐれ

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江戸切絵[1]千太郎纏しぐれ』(せんたろうまといしぐれ)は宝塚歌劇団ミュージカル作品。14場[1]

雪組[1]公演。併演作品は『フル・ビート[1]』。

概要[編集]

※『宝塚歌劇100年史(舞台編)』のデータ[2]

火消しの千太郎の活躍を軸とした、人情味豊かな下町の物語。

麻実れいの相手役だった遥くらら1984年7月で宝塚を退団したため、主演娘役は置かず、芸妓をはじめ、勝気な娘火消しや気品高い武家娘、大店の娘等を千太郎の周りに配している。

あらすじ[編集]

※『宝塚歌劇100年史(舞台編)』のデータ[2]

江戸火消しの「よ組」の纏持ち・千太郎は、幼い頃両親を亡くした孤児であった。ある日、紙問屋の「伊勢屋」から出火し、家族を亡くした少女のお千代は口をきけなくなってしまう。千太郎は自分の身に引き比べ、お千代を引き取るが…。

公演期間と公演場所[編集]

  • 1984年9月21日 - 11月6日[1](新人公演:10月19日[3]) 宝塚大劇場
  • (東京公演なし)

スタッフ[編集]

主な配役[編集]

本公演
新人公演

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am 80年史 1994, p. 306.
  2. ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 156.
  3. ^ a b c d e f g h 80年史 1994, p. 308.

参考文献[編集]

  • 企画・構成・執筆:橋本雅夫 著、編集統括:北川方英 編『夢を描いて華やかに―宝塚歌劇80年史―』宝塚歌劇団、1994年9月9日。ISBN 4-924333-11-5 
  • 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3