処女宮 (アダルトビデオ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

処女宮(しょじょきゅう)は、日本のアダルトビデオメーカーh.m.pが発売するビデオタイトルブランド。

概要[編集]

AVメーカー「h.m.p(旧社名:芳友舎)」が、専属女優に付けるデビュータイトルのひとつ。1988年、葉山レイコデビュー作に名づけた『処女宮 うぶ毛のヴィーナス』が発端となり、シリーズ化。本作の主演・葉山レイコはアイドルAVの先駆けとされ、次作である星野ひかる『処女宮 第2章』は3万本を売り上げたとされる[1]。以降、美少女女優の名門シリーズと呼ばれる[2]。初期は単体専門のメーカー内レーベル「プラチナティファニー」や「Tiffany」から発売。例外はあるものの、メーカーが見定めたデビュー作のみに使用されることなどもあり、ブランド名が使用されるのは数年に一本の頻度となっている。数年おきにベスト盤が発売されるほか、2012年10月5日には25周年を記念した『神谷まゆ・星野ナミ発売記念 処女宮 25th Anniversary』が発売された。

作品[編集]

1980年代 - 1990年代[編集]

  • 1988年09月24日『処女宮 うぶ毛のヴィーナス』葉山レイコ
  • 1990年06月16日『処女宮 第2章 天使の濡れた丘』星野ひかる
  • 1992年03月21日『処女宮 第3章』浅倉舞
  • 1994年06月26日『処女宮 第4章』白鳥美香
  • 1995年04月22日『処女宮「卒業」』夕樹舞子
  • 1995年06月20日『処女宮「誘惑」』夕樹舞子
  • 1995年11月28日『処女宮 第6章』星野杏里

2000年代[編集]

  • 2000年04月30日『処女宮 第7章 エクスタシーの予感』星野くるみ
  • 2000年08月31日『処女宮 ミレニアム』安倍なつき
  • 2001年03月31日『処女宮 新世紀』森高千春
  • 2001年07月31日『処女宮 メモリアル』長谷川瞳
  • 2001年12月31日『処女宮 ファンタジア』久里マリ
  • 2002年09月25日『処女宮 純アイドル衝撃デビュー 三田愛』三田愛
  • 2003年08月21日『処女宮 セーラー・エクスタシー』白鳥さくら
  • 2003年09月21日『処女宮 −natural−』古都ひかる
  • 2004年11月23日『処女宮 天宮まなみ』天宮まなみ
  • 2005年07月21日『処女宮 相川みなみ』相川みなみ
  • 2007年10月21日『処女宮 ~美白のお嬢様~』早乙女ルイ
  • 2009年10月21日『処女宮 ~奇跡の純真~』秋山祥子[3]

2010年代[編集]

  • 2011年07月01日『処女宮 初恋デビュー』はるか真菜
  • 2012年07月06日『処女宮 natural』神谷まゆ
  • 2012年08月03日『処女宮 ~Premium~』星野ナミ
  • 2013年06月07日『処女宮 ~Fairy~』白石マリエ
  • 2013年07月05日『処女宮 ~Princess~ 葉山めい』葉山めい
  • 2014年03月07日『処女宮 AngelLip Debut! 浅倉愛』浅倉愛
  • 2016年11月04日『処女宮 敏感パイパン連続絶頂 専属・初美沙希』初美沙希 ※シリーズ初の移籍デビュー作

裏処女宮[編集]

脚注[編集]

  1. ^ なぜAVのベストセラーは「1万本」なのか? 歴史の変遷”. NEWSポストセブン. 小学館 (2019年1月22日). 2019年8月29日閲覧。
  2. ^ 私が贖罪としてセックス指南本を書いた理由 長谷川瞳『ヒアリングセックス』”. カドブン. KADOKAWA (2018年10月19日). 2019年8月29日閲覧。
  3. ^ 伝説の『処女宮』女優・秋山祥子、電撃復活記念インタビュー!!”. メンズサイゾー. サイゾー (2012年10月18日). 2019年8月29日閲覧。