佐藤邦器

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佐藤 邦器(さとうくにき、1943年 - )は日本のアマチュア囲碁指導者。日本棋院池袋支部長、池袋囲碁会館代表。

来歴[編集]

東京都で生まれる。東京都立小石川高等学校(現・東京都立小石川中等教育学校)を経て、早稲田大学第一理工学部建築学科を卒業する。早稲田大学時代には囲碁部の主将を務め(1964年-1967年)、同部現OB会副会長。父菊雄は島藤建設工業代表取締役社長(1987年戸田建設に吸収合併)、アマチュア囲碁東京代表となること多数。

囲碁を通じての海外交流を進めており、韓国には7-8回、台湾、香港にもアマチュア日本代表として渡航し対局、指導歴がある。

2019年より第9回東京23区対抗囲碁大会の会の会長を引き継ぎ現在に至る。同大会は1チーム9名23組、区長会チーム1組の計24組で戦われる。2019年は6月23日(日)に市ヶ谷の日本棋院で開催された。

公認囲碁段位はないものの、アマチュア5段とは5子以上の棋力があることは過去の戦績で証明されている。

1991年東京都アマチュア本因坊、1997年第8回国際アマチュア・ペア囲碁選手権準優勝など。東京都23区対抗囲碁大会会長。朝日新聞アマ十傑戦、アマ世界選手権等の東京都代表など。

主な戦績[編集]

1988年 第4回朝日新聞アマ団体十傑戦全国優勝(主将)

全日本アマチュア本因坊戦

東京都大会

1990年 準優勝

1991年 優勝

1992年 準優勝

1993年 3位

2012年 準優勝

全国大会

1992年 3位(優勝した中園清三に準決勝で敗れる)