二見谷古墳群

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

二見谷古墳群(ふたみだにこふんぐん)は、兵庫県豊岡市城崎町上山にある古墳群。兵庫県指定史跡に指定されている。

二見谷1号墳[編集]

二見谷1号墳石室前

直径20m余りの円墳で、家形石棺を伴い、圭頭大刀の杷頭・刀子管玉・耳環などが見つかっている[1]6世紀後半ごろに築造され、7世紀以降、複数回にわたって追葬や追善供養が行われた[2]

円山川左岸の高所に立地し(北緯35度35分14.388秒 東経134度47分55.445秒 / 北緯35.58733000度 東経134.79873472度 / 35.58733000; 134.79873472)、付近からは円山川を挟んで玄武洞を見ることができる。

二見谷4号墳[編集]

原形は不明であるが、6世紀後半ごろの築造とされる[2]

二見谷1号墳の南にある(北緯35度35分11.230秒 東経134度47分54.422秒 / 北緯35.58645278度 東経134.79845056度 / 35.58645278; 134.79845056)。

出典[編集]

  1. ^ 城崎町史編纂委員会、『城崎町史』、pp.62-70、1988年
  2. ^ a b 城崎町史編纂委員会、『城崎町史』史料編、pp.27-33、1990年

参考文献[編集]

  • 城崎町史編纂委員会『城崎町史』、1988年
  • 城崎町史編纂委員会『城崎町史』史料編、1990年

関連項目[編集]