中原正義

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中原 正義(なかはら まさよし、1973年5月17日)は、佐賀県出身。元ラグビー選手。


略歴[編集]

1973年5月17日、佐賀県佐賀市にて生まれる。

小学生4年生から柔道を始める。

金泉中学校(きんせん)の3年生の時に佐賀県大会で準優勝(重量級)する。

陸上部の砲丸投げに助っ人として出場した佐賀市の大会で27年ぶりの大会新記録で優勝を果たす。

平成元年、小城博監督と出会いラグビーを始める。小城との出会いがなければラグビーとは無縁だった。

佐賀県立佐賀工業高等学校に入学。

花園大会に1年生からレギュラーとして3年連続出場し、3年時はベスト16の結果を残す。

高校日本代表カナダ遠征に九州からただ1人選ばれる。

カナダ遠征ではNO.8で出場し5戦全勝という成績を残す。

平成4年4月日本体育大学に入学する。

1年生からレギュラーとして活躍をし、4年生時は部員200名の主将として対抗戦優勝(それ以来日体大は優勝は果たしていない。)

後輩には勝野(現岡谷工監督)、品川(長崎北陽台監督)らがいる。

日本体育大学卒業後に株式会社東芝に入社

U23日本代表主将

日本A代表オーストリアフィジー遠征

関東代表

学生日本代表として学生ワールドカップ(南アフリカ大会)に副主将として出場し世界ベスト8になる。

イングランドウェールズを撃破

東芝時代には、3年連続日本一に貢献する。

平成15年、7年在籍した株式会社東芝を退社する。

その後、地元、九州のコカ・コーラウエストジャパン株式会社に入社。

コカコーラではプレイングコーチを務めチームをトップリーグに昇格させる。

平成19年5月に退社

博多祇園山笠にも西流として参加中。

平成19年7月より

関東学院大学ラグビー部アシスタントコーチに就任する。                          

平成20年8月より

岩出雅之監督に誘われて帝京大学ラグビー部フォワードコーチに就任する。

1年目より帝京大学は大学選手権にて初の準優勝に導く。

翌年の平成21年よりV9中。

またV1〜3まで在籍し常勝帝京を築き上げる。

教え子にベンドリック ツイ、中村亮土流大南橋直哉天野寿紀堀米航平などがいる。

平成21年

帝京大学非常勤講師として勤める。

平成23年3月より

小村淳HCから誘われて明治大学ラグビー部のFWコーチに就任する。

1年目で対抗戦優勝、2年間在籍する。

平成30年より

日本医科大学ラグビー部コーチに就任する。

医科歯科リーグ3部

令和2年よりヘッドコーチに就任。

2022年4月 東京都市大学付属小学校の父母の会会長に就任。

人物[編集]

仕事は妻の会社(エーライツに勤務)、インスパイアフィナンシャルアドバイザーズにも執行役員として籍を置いている。

脚注[編集]

エーライツ 明治大学 東芝ラグビー 佐賀工業高校 日本体育大学