上段村

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うわだんむら
上段村
廃止日 1954年1月10日
廃止理由 新設合併
中新川郡雄山町上段村釜ヶ淵村立山村東谷村利田村立山町
現在の自治体 立山町
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中部地方北陸地方
都道府県 富山県
中新川郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
面積 12.54[1] km2.
総人口 3,160
(1954年1月)
隣接自治体 上市町、東谷村、釜ヶ淵村、雄山町、新川村
上段村役場
所在地 富山県中新川郡上段村福田二番割[2]
座標 北緯36度37分52秒 東経137度20分25秒 / 北緯36.63117度 東経137.34036度 / 36.63117; 137.34036座標: 北緯36度37分52秒 東経137度20分25秒 / 北緯36.63117度 東経137.34036度 / 36.63117; 137.34036
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上段村(うわだんむら)は、かつて富山県中新川郡にあった

概要[編集]

村の広さは南北9㎞、東西1.5kmと細長いのが特徴であった。米や麦作のほか、産物として繭および薬品製造が行われた[1]

沿革[編集]

  • 1889年明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、上新川郡福田村、日中村、柴山村、野沢新村、日中上野村、上中村、下白岩村、石坂村、末上野村、長屋村、高原上白岩村、上小林村、新瀬戸村、上宮村、瀬戸新村、上末村、池田村、上瀬戸村、下瀬戸村、芦見村、下沢村及び中林新村の区域をもって、上新川郡上段村が発足する。当時の戸数は511戸、人口2,664人[1]
  • 1890年(明治23年)12月 - 福田二番割に役場を建築(それまでは民家を借用していた)[2]
  • 1896年(明治29年)3月29日 - 郡制の施行のため、上新川郡の区域から分立して、中新川郡が発足により、中新川郡に所属となる。
  • 1922年大正11年)1月1日 - 中新川郡釜ヶ淵村の区域の一部を編入する。
  • 1935年昭和10年) - この時点での人口は2,383人[1]
  • 1954年昭和29年)1月10日 - 中新川郡雄山町、上段村、釜ヶ淵村、立山村東谷村及び利田村が合併して、中新川郡立山町が発足する。

参考文献[編集]

  • 『市町村名変遷辞典』東京堂出版、1990年。
  • 『統計たてやま 2013』立山町 2013年9月。
  • 『立山町史 下巻』立山町 1984年2月15日。

脚注[編集]

  1. ^ a b c d 角川日本地名大辞典 16 富山県』(1979年10月8日、角川書店発行)161ページ
  2. ^ a b 『立山町史 下巻』立山町 1984年2月15日、1209頁。

関連項目[編集]