一瀬信一

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一瀬 信一(いちのせ しんいち、1890年明治23年)9月10日 - 1994年平成6年)1月13日)は、日本海軍軍人。海兵41期。最終階級は海軍中将

来歴・人物[編集]

福井県出身。1913年大正2年)海軍兵学校卒。1934年昭和9年)海軍大佐。佐多特務艦長、磐手長良の各艦長を務める。1938年(昭和13年)12月軍需局第一課長となり、1940年(昭和15年)10月第一遣支艦隊参謀長に就任、同年11月、海軍少将に進級する。1941年(昭和16年)8月漢口方面特別根拠地司令官、1942年(昭和17年)横須賀防戦司令官となる。1944年(昭和19年)5月海軍中将。同月第二十六特別根拠地司令官、1945年(昭和20年)6月第二十五特別根拠地司令官となる。1946年(昭和21年)予備役に編入。1994年(平成6年)1月、103歳で死去。

参考資料[編集]

  • 外山操編『陸海軍将官人事総覧 海軍篇』芙蓉書房出版、1981年。
  • 福川秀樹『日本海軍将官辞典』芙蓉書房出版、2000年。