ヴェロニカ (聖人)

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聖顔布を手にする聖ヴェロニカ、15世紀のドイツ画家(作者不明)、アルテ・ピナコテーク所蔵

ヴェロニカVeronica、生没年不明)は、カトリック教会正教会の聖人。祝日は7月12日と2月4日。

言い伝えによると、ヴェロニカはベレニケ(Berenice)ともいい、エルサレムの敬虔な女性であった。彼女は、十字架を背負いゴルゴタの丘へと歩くキリストを憐れみ、額の汗を拭くよう自身の身につけていたヴェールを差し出した。キリストは彼女の申し出を受けて汗を拭き、ヴェールを彼女へ返した。すると、奇跡が起こった。ヴェールには、キリストの顔が浮かび上がっていたのである。この伝承から、絵画や彫像の聖ヴェロニカは、聖顔布を手にした姿で表される。

キリストが丘を歩いているときは、本当はキリストに抱きつきたいほどの人々の気持ちがあったが、現場は非常にピリピリしていたという雰囲気があった。そんななかで勇気を出して布を出したということに意味がある。

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