ロバート・リッジウェイ (鉄道技術者)

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ロバート・リッジウェイ(Robert Ridgeway、1862年10月19日 - 1938年12月19日)は、昭和初期の日本で活躍したアメリカ合衆国の鉄道技術者である。

経歴・人物[編集]

ニューヨーク州の生まれ。ハーバード大学卒業後、ニューヨーク市交通局に勤務し、ニューヨーク市地下鉄の設計工事に携わった。

1930年(昭和5年)に日本政府の招聘により来日した。来日後、現在の東海道本線熱海函南間にある丹那トンネルの設計及び工事に携わった。このトンネルは3年後の1933年(昭和8年)に完成した。その後、後の関門トンネル東京地下鉄道(現在の東京地下鉄株式会社)が所有する路線の掘削工事にも携わる等、日本における鉄道技術の改革に貢献した。

1938年(昭和13年)に日本で死去した。

出典[編集]