レチニルパルミチン酸エステラーゼ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
レチニルパルミチン酸エステラーゼ
識別子
EC番号 3.1.1.21
CAS登録番号 9063-69-8
データベース
IntEnz IntEnz view
BRENDA BRENDA entry
ExPASy NiceZyme view
KEGG KEGG entry
MetaCyc metabolic pathway
PRIAM profile
PDB構造 RCSB PDB PDBj PDBe PDBsum
遺伝子オントロジー AmiGO / QuickGO
検索
PMC articles
PubMed articles
NCBI proteins
テンプレートを表示

レチニルパルミチン酸エステラーゼ(Retinyl-palmitate esterase、EC 3.1.1.21[下記参照])は、以下の化学反応触媒する酵素である。

パルミチン酸レチノール + 水レチノール + パルミチン酸

従って、基質はパルミチン酸レチノールの2つ、生成物はレチノールパルミチン酸の2つである。

この酵素は加水分解酵素に分類され、特にエステル結合に作用する。系統名は、レチニルパルミチン酸 パルミトヒドロラーゼ(retinyl-palmitate palmitohydrolase)である。レチノールの代謝に関与している。

現在は、本酵素活性の実体はカルボキシルエステラーゼEC 3.1.1.1およびトリアシルグリセロールリパーゼEC 3.1.1.3であるとされ、EC番号3.1.1.21は2011年に削除されている。

出典[編集]

  • Mahadevan S, Ayyoub NI, Roels OA (1966). “Hydrolysis of retinol palmitate by rat liver”. J. Biol. Chem. 241 (1): 57–64. PMID 5901057.