ラメラ

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種子植物の葉緑体の構造外膜内膜ストロマ チラコイドグラナム(=グラナの単数形)、ラメラルーメン

ラメラ: lamella)とは、葉緑体のなかにある長く延びたチラコイドのことであり、ある(チラコイドの集合体である)グラナムの中にあるチラコイドを別のグラナムに結び付けている。これらの器官は光合成に携わっている。端的に言えば、ラメラとは、クロロフィルを含むのペアであるとも言える。ラメラは、ポリガラクツロン酸(D-ガラクツロン酸)と炭水化物の混合物で構成されている。ポリガラクツロン酸はペクチンの主成分として知られる。このためポリガラクツロン酸はペクチナーゼに溶解される。

脚注[編集]

参考文献[編集]

関連項目[編集]

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