ヨーク半島

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ヨーク半島
南オーストラリア州
Ardrossan.jpg
半島内に位置するアードロッサンの町
人口: 25,143 (2005)[1]
創立: 1840s
地域自治体:
  • ヨーク半島地方自治体
  • コッパー・コースト地方自治体
  • バルンガ・ウェスト地方自治体
選挙区: ゴイデル
代議院選出地区: グレイ
公式サイト: http://www.yorkepeninsula.com.au/

ヨーク半島英語: Yorke Peninsula)とは、オーストラリア南オーストラリア州アデレードの西側にある半島である。西側にスペンサー湾、東側にセントビンセント湾を臨んでおり、インベスティゲーター湾を挟んでカンガルー島と向かい合っている。数理的位置では南緯34度21分 東経137度37分 / 南緯34.350度 東経137.617度 / -34.350; 137.617に位置している。

概観[編集]

二つの入江に挟まれたブーツ型の半島がヨーク半島である

ヨーク半島の名はマシュー・フリンダースによって与えられた。名称はチャールズ・フィリップ・ヨークに由来している。フリンダースはフランスの探検家であるニコラ・ボーダンに僅かの差を以て早く発見した。

1840年前後まではこの地に白人の集落は無く、ヨーク半島はナルンガ人の土地であった。今日でも、ナルンガ人の子孫は、メートランドのナルンガ・アボリジニー普及機構の援助を受けたり、ポイント・ピアースのコミュニティの中で暮らしたりしてヨーク半島に居住している。

コッパー・コーストに属するカディナムーンタワラルー等を含んだこの半島圏の大都市は、メートランド、ミンラトンヨークタウン等が挙げられ、また港町であるアードロッサンも挙げられる。いくつかの小さな町も釣りの名所として知られており、休日にはアデレードを中心に観光客がやってくる。また、半島の南西端はインネズ国立公園に指定されている。

ヨーク半島はオオムギの生産地としても知られている。この土地には鉄道が通っていないため、歴史的に生産物は海運で運ばれた。そのため、半島の海岸沿いにある小さな町の多くは波止場を有している。かつてはケッチスクーナーが入港していたが、後に蒸気船となった。道路網が発達すると、トラックが輸送手段となり、海運は廃れた。だが、1970年には深い港が半島の南東端に近いポート・ギレスに出来、それ以外の地域ではほぼ全てが陸運へ転換した。その他、海運が使われ続けた地域としては、ワラルーやアードロッサンが挙げられ、これらの港はアリウム社のドロマイト輸送に使われた。オーストラリア小麦局の集散所はメートランドにあるが、海運で辿り着く事は出来ない。

地形[編集]

アードロッサン南方上空からのヨーク半島空撮。手前がセントビンセント湾で奧がスペンサー湾。水平線近くには「ブーツの先」が見える。

この地域はヨーク地塁としても知られている。ヨーク地塁は南オーストラリア・シャッター・ベルトとは異なり、オーストラリア楯状地の一部となっている。また、エアー半島とともに、エアー・ヨーク・ブロック生物圏区にも指定されている。

交通[編集]

Sea SA Car & Passenger Ferriesがワラルーとエアー半島のコーウェルに近いラッキー湾の間を結んでいる。

有名人[編集]

政治家[編集]

スポーツ[編集]

その他[編集]

ギャラリー[編集]

参考文献[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]