マリアーノ・モーレス

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マリアーノ・モーレス
Mariano Mores
1964年撮影
基本情報
生誕 (1918-02-18) 1918年2月18日
出身地 アルゼンチンの旗 アルゼンチン
ブエノス・アイレス
死没 (2016-04-13) 2016年4月13日(98歳没)
ジャンル タンゴ
職業 ピアニスト作曲家
担当楽器 ピアノ
活動期間 1942年 - 2016年

マリアーノ・モーレス(Mariano Mores, 1918年2月18日 - 2016年4月13日)は、アルゼンチンのタンゴの作曲家。

人物[編集]

小さいときから、ピアノがよくできて、14歳のときに『カフェ・ビセンテ』でプロのピアニストとしてデビューする。その上で、音楽学校に通い専門的な知識を習得する。ロベルト・フィルポ楽団でピアニストをつとめることもあった。1939年に、フランシスコ・カナロ楽団でピアニストをつとめる。1948年に、フランシスコ・カナロ楽団を退団して、マリアーノ・モーレス楽団を設立する。

タンゴミロンガでの作曲がかなりある。ウノ軍靴の響きが有名である。シンフォニック・タンゴと呼ばれる拡張されたオルケスタ・ティピカ[1]が特徴。

また、フランシスコ・カナロとの合作の作曲のタンゴ『さらば草原よ』は、『1957年紅白歌合戦』と『1961年NHK紅白歌合戦』で、藤沢嵐子によって歌われている。

2011年に引退した。

主な作品[編集]

マリアーノ・モーレス作曲

マリアーノ・モーレスとフランシスコ・カナロとの合作

脚注[編集]

  1. ^ クラリネットとフルートを二管にし、シンバルなどの打楽器を投入する。

外部リンク[編集]