ボクを包む月の光

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内, 検索

ボクを包む月の光』(ぼくをつつむつきのひかり)は、日渡早紀漫画作品である。通称『ボク月』。

ぼくの地球を守って』(通称:ぼく地球(ぼくたま))の次世代編にあたる。2003年11月から『別冊花とゆめ』(白泉社)で、現在も連載中。

目次

[編集] 概要

このページの項目名には、環境により表示が異なる文字があります。公式の表記ではしんにょう)の点が二つです。

記憶鮮明」シリーズ東京編『ぼくの地球を守って』から16年後の物語。前作の主人公・亜梨子(ありす)と輪(りん)の子供、蓮(れん)が様々な体験を通じて成長していくストーリー。

元々は前作に区切りをつける為の番外編的な単発作品として執筆されたが、その反響の大きさを受けて編集部がさらに続編を依頼し、1話のみの読み切り→単行本1冊のみ→シリーズとして継続、という形で現在に至る。ファンサービス的な読み切りからスタートしたので初期には方向性がやや不明確であったが、次第にシリーズとしての流れが定まっていった。主人公は蓮だが、前作登場人物も度々登場することも含めて「ぼく地球」以来のファンも引きつけている。ただし、前作を読んでいないと全く訳の分からない内容になる危険性大、と作者自身は警告している。

[編集] あらすじ

小学1年生の蓮は両親の不思議な力を見て育ったため、自分にも超能力があるはずだと信じている。

ある日、両親の能力を学校で話題にしたところ、「うそつき蓮」とレッテルを貼られてしまい、どんどん学校も休みがちになっていく。その日も学校を休んで、京都の幼馴染の家に遊びに来ていた。が、そこで幽霊に魅入られ、ピンチに陥いる蓮。その時、紫苑と木蓮が蓮に語りかけ、2人の力を使って蓮を助ける。

蓮は、自分を助けてくれた2人の事を「守護天使」だと思い、「どうして自分の事を守ってくれるのか」と天使の事を知りたいと思いはじめる……。


注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。


[編集] 登場人物

このページの項目名には、環境により表示が異なる文字があります。公式の表記ではしんにょう)の点が二つです。
小林 蓮(こばやし れん)
亜梨子と輪の間に生まれた子供。
現在(7巻までで)8歳。2人の「守護天使」の能力を借りて、色々な出来事を解決していく。
以前は「ウソツキ蓮」呼ばわりされてひきこもりがちだったが、友人が増えたことで、学校に行くようになる。
現在、守護天使と昔の父の事を知るために、自分の能力を磨いている(不思議探偵結成に至る)。
その後、父親である輪のかぶっていた帽子を手に入れたことで、新たな騒動を巻き起こす。最終的に紫苑から、「人を無理やりにコントロールして押さえつけるのではなく、一人一人のあらゆる意思を尊重し信じる事」を教えられ、騒動は終結する。
聖歌(キサナド)を歌う時、額にキチェ・サージャリアン(キチェス)の印である四つ葉型のアザ「キチェ」が出る。サイコメトリの能力を持っている。
小林 亜梨子(こばやし ありす)
前世は木蓮(モク=レン)。旧姓・坂口。現在は声楽家。歌で植物を成長させる能力とキチェは、今も健在。輪が15歳の頃に蓮を妊娠した為、輪が入籍可能な18歳になるまでは戸籍上シングルマザーだった。
輪の「充電中」に、内心いらいらしており、とうとう説教して彼に作曲業を再開させた。
小林 輪(こばやし りん)
前世は紫苑(シ=オン)。小学生の時に習っていたピアノを活かして、現在は作曲家だが、お休み中。「夏休み」「充電中」と称して、様々なバイトに精を出している。
紫苑譲りのサーチェスは健在で、空を飛んだりテレポートできる。
前世の影響を一番受けており、紫苑と同じくキャー、ラズロが死んだ時のことを引きずっており、猫が苦手、そして78日間のジンクスを無意識だが引きずっていた。その後、木蓮の言葉を蓮から伝えられ、ジンクスを克服できた。
紫苑
輪の前世。前作で輪に記憶を写し、現在地球の大気になっている。
蓮には「イケメン守護天使」と呼ばれている。まれに、蓮や輪の体を乗っ取る事も…。
木蓮
亜梨子の前世。前作で亜梨子に記憶を写し、現在地球の大気になっている。
蓮には「美女守護天使」又は「美人守護天使」と呼ばれている。
キチェ・サージャリアンだけに伝える、聖歌(キサナド)を蓮に伝承する。
薬師丸 日路子(やくしまる かちこ)
通称「カチコ」。蓮とは幼馴染。薬師丸未来路がEPIAから連れてきた子供。
未来路が父だが婚外子であり、母親はアメリカ人で現在ではEPIA所属のソル=マックヴィーの妻で、同じくEPIA所属のエスパーであるパメラという女性とのハーフだが、EPIAの目をそらす為、薬師丸北斗の養女になっている。この事が原因で、家を飛び出した事もあり。
現在小林家で居候中。ESPで瞬間移動ができ、また幽霊が見える。未来路曰く、接触テレパスの才能もあるらしいが、詳細は不明。なお、「カチコ」という名前の由来は薬師丸北斗が時計店を営んでおり、時計の秒針が秒を刻む時の「カチコチ」の音から来ている。
薬師丸 未来路(やくしまる みくろ)
米EPIA(『記憶鮮明』に登場するESP研究機関)勤務。EPIAが手を出せないよう、カチコを北斗の養女にしてしまう。
未来路に謎が多いのは前作と同じだが、前作の事件と渡米後の経験の影響か、以前より感情豊かになっている。
畠 翼(はたけ つばさ)
蓮の1年生からのクラスメートで、あだ名は「カプつん」(以前のあだ名「カプチーノ」と本名の「翼」を合成して蓮が命名)。最初は蓮と距離を置いていたが、とある事件で友達に。眼鏡をかけた、知性派タイプの小学生。
辻堂 信幸(つじどう のぶゆき)
1年生の時、父親が居ない(理由は未出)信幸は、父親を自慢する(と彼は受け取った)蓮に嫉妬し、蓮と喧嘩別れをしてしまうが、誤解が解けて現在は友達復活。カチコの事が好きらしい。
聟山 ヘースケ(もこやま -)
蓮の2年からの担任。不思議大好き。輪のストーカー(?)
子供の自主性を尊重し、できるだけ自分で答えを見つけさせようとするが、子供の側からは「アテになんねー」と見られてしまう事も。
蓮が不登校とならないよう、亜梨子と図って課外授業「魔法学校」を開く。カチコと翼も参加。学校の「七不思議」の探索を宿題として出す。これらを検証して否定しようという意図であったが、蓮らが見つけてきた「真夜中の授業」の正体は…。
その後は、蓮たちのよき理解者となる。
小林 円(こばやし まどか)
輪の妹。蓮の3歳年上の叔母さん(現在小学5年生)。母の胎内にいる時からの記憶を持つ。音楽の才能も天才的。
外見は亜梨子を真似しているが、内面は輪そのもの。
蓮の生後間もなく、兄を「取られた」事に嫉妬して家出した(当時3歳)。
前世など、兄たちの秘密を知りたがっている。
若田 萌(わかた もえ)
ラーレと母親同士が親しかったが、母親の失踪に伴い、ラーレを引き取ることに。ラーレに不思議探偵団の名刺を見せ、蓮と引き合わせた。現在カチコの親友の一人。
樹野 ラーレ(きの らーれ)
不思議探偵団に最初の依頼をした男の子。高いESPを持つが制御ができなかったため母親に恐れられていた。そしてESPをコントロールするために未来路とともにアメリカのEPIAへ行く。
坂口 はじめ(さかぐち はじめ)
亜梨子の弟。姉思いは相変わらず。亜梨子と輪が結婚した今でも、輪を亜梨子の伴侶としては未だに認めていない。
笠間 春彦(かさま はるひこ)
前世は秋海棠(シウ=カイドウ)。現在は作家。蓮(稀に輪)の相談役になることも度々。
以前ほどサーチェスは使えなくなっている。最近は全くテレポートできないとの事。
錦織 一成(にしきおり いっせい)
前世は槐(エン=ジュ)。現在はヘアデザイナー。桜と結婚していて、最近子供ができた(但し妊娠が発覚したのみ)。
錦織 桜(にしきおり さくら)
前世は繻子蘭(シュス=ラン)。旧姓・国生。一成の妻で専業主婦。「桜さん」と呼ばないと怒る。
蓮に夢中で、非常に可愛がっている。1年に1回の元・月基地メンバーの会合の他にも、たまに会いに来る。
小椋 迅八(おぐら じんぱち)
前世は玉蘭(ギョク=ラン)。現在は考古学の先生で、本も出している。過去に亜梨子が好きだったこともあり、小林輪の現状に対して忠告が多い。
サーチェスは昔から上手く使えない。現在まったく使えない。
土橋 大介(どばし だいすけ)
前世は柊(ヒイ=ラギ)。現在は言語学の先生で大学で教えている。
ヒァー
蓮が拾ってきた猫。たまに守護天使が猫の姿を借りることもある。

[編集] 備考・余談

[編集] 外部リンク

個人用ツール
名前空間
変種
操作
案内
ヘルプ
ツールボックス
他の言語