ホンモノの気持ち

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ホンモノの気持ち
Zoe
監督 ドレイク・ドレマス英語版
脚本 リチャード・グリーンバーグ
製作
  • ドレイク・ドレマス
  • リチャード・ジョージ
  • マイケル・A・プラス
出演者
音楽 ダン・ローマー英語版
撮影 ジョン・ガレセリアン英語版
編集 ダグラス・クライズ英語版
製作会社
配給 アメリカ合衆国の旗アマゾン・スタジオ
日本の旗Netflix
公開 世界の旗2018年7月20日
上映時間 104分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
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ホンモノの気持ち』(原題: Zoe)は、2018年のアメリカ合衆国のSFロマンティック映画であり、ドレイク・ドレマス英語版によって監督された。ユアン・マクレガーレア・セドゥテオ・ジェームズミランダ・オットーラシダ・ジョーンズクリスティーナ・アギレラらが出演する。

あらすじ[編集]

ゾーイは人間関係の改善に取り組むベニゾルの研究所で働く若い女性である。研究所では、人間そっくりのアンドロイドであるシンセ(Synthetic)のアッシュを製作し、人間とのかかわりを観察する。ゾーイは離婚したばかりの研究者のコールに魅かれるが、自分が人間とのかかわりを観察するためのシンセであり、記憶は偽物であるとコールから知らされる。ゾーイはシンセの売春婦であるジュエルズにアドバイスを求め、コールとの仲を深める。だがゾーイが交通事故に遭って損傷したことをきっかけにして、コールはゾーイと距離を置き研究所を辞める。ゾーイとコールは、ベニゾルの製品である恋愛を促進する薬品を飲んで、それぞれゆきずりの関係を試すが充たされない。ベニゾルは人間のパートナーとしてゾーイと同じ型のシンセを量産する。ゾーイはアッシュにならって自分の機能停止を望むが、思いとどまって蘇生し、コールと再会し涙をこぼす。

登場人物[編集]

※括弧内は日本語吹替

製作[編集]

2016年8月19日、ドレイク・ドレマス監督の新作映画にチャーリー・ハナムとレア・セドゥが出演するとの報道があった[1]。10月25日、本作のタイトルが『Zoe』に決まった[2]。5月、降板することになったハナムの代役としてユアン・マクレガーの起用が発表された[3]。8日、本作の主要撮影がカナダモントリオールで始まった[3]

公開[編集]

2018年4月21日にトライベッカ映画祭でプレミア上映され、アメリカ、カナダ、イギリス、アイルランド、イタリア、オーストラリア、ニュージーランドではアマゾン・スタジオにより[4] 、日本及びベネルクスではNetflixにより2018年7月20日に独占配信された[5][6]

評価[編集]

本作に対する批評家からの評価は芳しいものではない。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには12件のレビューがあり、批評家支持率は25%、平均点は10点満点で3.9点となっている[7]。また、Metacriticには10件のレビューがあり、加重平均値は39/100となっている[8]

出典[編集]

外部リンク[編集]