ペンタエリトリトール

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ペンタエリトリトール
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識別情報
CAS登録番号 115-77-5
特性
化学式 C(CH2OH)4
モル質量 136.15
外観 白色結晶
融点

260.5℃

沸点

30mmHgで276℃

への溶解度 15℃で5.6g/100mL
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

ペンタエリトリトール (pentaerythritol) は、多価アルコール類の一種で糖アルコールに分類される、示性式 C(CH2OH)4有機化合物である。

用途[編集]

工業的な主な用途はロジンエステル原料、アルキド樹脂原料、合成潤滑油原料、爆薬原料など。ペンタエリスリトールペンタエリスリットなどとも呼ばれる。

合成[編集]

アセトアルデヒドホルムアルデヒド塩基性環境下で縮合して合成することができる[1]。この反応は、カニッツァーロ反応による連続したアルドール反応によって起こる。この反応では、ジペンタエリトリトールとトリペンタエリトリトールを不純物に含む[2]

CH3CHO + 4 CH2O + 1/2 Ca(OH)2 → C(CH2OH)4 + 1/2 (HCOO)2Ca

脚注[編集]

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  1. ^ H. B. J. Schurink (1941), “Pentaerythritol”, Org. Synth., http://www.orgsyn.org/orgsyn/orgsyn/prepContent.asp?prep=CV1P0425  Coll. Vol. 1: 425 .
  2. ^ M. S. Peters, J. A. Quinn (1955). “Pentaerythritol Production Yields”. Industrial & Engineering Chemistry 47 (9): 1710–1713. doi:10.1021/ie50549a016. 

外部リンク[編集]