ヘレン・トマス・ドランガ

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『ポリネシア系の少女の肖像 (Portrait of a Polynesian Girl)』、キャンバスに油絵、1910年ころ。
『ワイアケア河畔 (On Waiakea River, Near Hilo, HI)』、キャンバスに油絵、1920年ころ。

ヘレン・トマス・ドランガ(Helen Thomas Dranga、1866年1940年、女性)は、別名をキャリー・ヘレン・ドランガ (Carrie Helen Dranga) といった、イングランドオックスフォード出身の画家。20世紀初頭のハワイの風景や風物を描いた作品を多数残した。

概要[編集]

彼女は、1896年に、配管工で、後に商人となったシオドア・オーガスタス・ドランガ (Theodore Augustus Dranga) と結婚し、アメリカ合衆国カリフォルニア州オークランドに居住していたが、その後1901年に、夫妻はハワイ島ヒロに移り住み、そこで後に長じて貝類学者となる長男シオドア・トマス・ドランガ (TheodoreThomas Dranga) を育てた[1]1920年代から1930年代にかけて、彼女の絵画作品は、定期的に雑誌『パラダイス・オブ・ザ・パシフィック (Paradise of the Pacific)』の表紙を飾った。彼女は、1940年に死去する直前まで、ヒロに居住し続けていた[2]。ヘレン・トマス・ドランガは、ヒロで没し、カリフォルニア州サンディエゴに埋葬された[1]

作品の多くはハワイの風景画であるが、ハワイの先住民や、中国人の姿を捉えた作品もよく描いた[1]。ヘレン・トマス・ドランガの作品が公開されている施設としては、ホノルル美術館や、ハワイ島ヒロライマン・ハウス記念博物館 (Lyman House Memorial Museum) などがある[2][3]

脚注[編集]

  1. ^ a b c HELEN DRANGA (British/American, 1866-1940)”. Geringer Art Ltd. (2009年). 2014年3月19日閲覧。
  2. ^ a b Severson, 2002
  3. ^ AskArt.com

参考文献[編集]

  • Hughes, Edan, Artists in California 1786-1940, Sacramento, Crocker Art Museum, 2002.
  • Severson, Don R. Finding Paradise: Island Art in Private Collections, University of Hawaii Press, 2002, p. 104, 108-9.

外部リンク[編集]