プロジェクト‐ノート:ライトノベル/登場人物に声優を記述する行為

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登場人物に声優を記述する行為

ライトノベル関連の記事に関して疑問があったので質問させてください。すでに議論された事柄であったり、結論が出ている事項である場合は、教示していただければと思います。

アニメ作品の記事と分離された形のライトノベル作品の記事においても、登場人物の説明部分に声優の名前が記載されている例が散見されますが、これは削除して問題ありませんでしょうか?私自身の判断は「問題なく削除」なんですが、思い入れが深そうな方も多かろうとは思いますので確認させてください。

ライトノベルの多くの読者が、キャラクターに偏重した形で作品を享受していることや、キャラクター像を結ぶ上でアニメ化された際の声優の存在が相当に大きいということは理解しているつもりです。しかし、ライトノベル作品を説明する記事の中で、作品のテキストを解説している部分(あらすじ、人物、各種設定)の中で、「担当した声優」の情報を見るのは相当に違和感があります。それは、テキストを収めた書籍に関する情報でもなく、別メディアに載せられたときに発生している情報であり、書かれる場所が違うのではないかと考えられます。ちょっと、オタク文化に引きずられすぎてやしないかと思いました。--おーた 2009年12月26日 (土) 03:53 (UTC)[返信]

コメント その登場人物紹介がどのように扱われているかによると考えられます。メディアミックス作品でメディアミックスになっている部分『も』解説しているのであれば、声優が誰というのは重要な情報となりえます。ライトノベルで声優がいないのはあたりまえですが、アニメやドラマCDの観点からしてみれば当然の情報になります。現在の書き方ではライトノベルのフォーマットを守りつつ、アニメのフォーマットも使うのでどうしても避けられないと考えられます。改定を望むなら、ライトノベル側ではなく、アニメなどの声優情報を担当するPJ側で提案するしかないでしょう。もちろん、企画段階で小説からのメディアミックスを狙っているものもあるでしょうから、全部が全部向こう持ち・・・というわけではないでしょうけれど、大本を変えないとこちら側は手が出せないでしょう。--アルトクール 2009年12月26日 (土) 07:10 (UTC)[返信]
コメント「アニメ作品の記事と分離された形のライトノベル作品の記事」というのが、アニメ作品の記事が原作の小説記事から独立・分割した記事として成立している、という意味だと理解してコメントしますが、作品の内容や関連性において「担当した声優」の情報の除去が全く問題ない場合と、除去をすべきではない場合があると考えます。あらすじや概要などで作品自体を解説する部分においては他メディアについての全体的な解説をしているような部分は除いて、アニメ記事で行うべきであると言えるので除去は問題ないと言えます。
次に、登場人物の部分についてですが、除去に問題がないといえるのはアニメ作品記事において人物解説が独立してあるケースのみです。具体例として、漫画作品となりますが鋼の錬金術師をあげておきます。この作品は、アニメにおいてオリジナル設定や変更された部分が多く、人物は単独記事に記載されています漫画作品の人物記事においては大きく分けて2度されたアニメ化における出演声優は書かれていません(必要あると考える人もいないと思われます)。ですが、このようなケースというのは非常に少なく、ほとんどはメディアとしてのアニメ作品解説は独立していても、人物の解説は同一となっており、そういった場合「担当した声優」の情報は人物の解説としてあってよい情報のひとつとなります。例えば「アニメ記事にキャスト一覧があればよい」というようなことも、個々で選択しうる案とはなりますが一律にいえるものではありません。--春日椿 2009年12月26日 (土) 12:03 (UTC)[返信]
正直申しまして、アルトクールさんのコメントの趣旨が読み取れずに苦慮していたのですが、春日椿さんのコメントとつき合わせて、ようやく理解できました。要するに、ある作品についてアニメとライトノベルの記事が独立して存在している場合、アニメとライトノベルを共有する形で登場人物記事が作られているということなのですね。私は、アニメやライトノベル作品についての記事は周辺的な編集しかしたことがなく、閲覧する頻度もさほど高くありません。ですので、ライトノベル記事から誘導されて、登場人物記事に移動したときに当然それはライトノベルの記事だろうというアタマで読んでいましたので、それがアニメと共有する記事であることに気がつきませんでした。コアな編集者の皆さんからみれば「そんなことも知らねえのかよ」レベルなのかもしれませんが、コアでない利用者には、そういうことが起こり得る話なのだと考えていただければと思います。オタクな方々はメディアの垣根がたいへん低いので、そうしたこともあまり気にならないのでしょうが、、、百科事典的にはそうした書誌情報的なところは下手に融合させて欲しくないなと思うのです。しかし、ともあれお騒がせしました。
もののついでに、フツーの百科時点閲覧者として書き方に気をつけていただきたい例を下記に並べておきます。
  • 生徒会の一存は「ライトノベルである」という定義にも関わらず、登場人物欄に声優情報が記載されています。その後の節に漫画化、アニメ化情報が記載されていますが、上から順番に読んでくると、違和感あります。
  • "文学少女"シリーズもライトノベルと定義されながら、登場人物に声優が記載されています。しかも、ドラマCD版(順次発売中)、劇場アニメ(公開前)、オリジナルアニメーションのどの声優情報なのか分からない状態。
  • 終わりのクロニクルもライトノベルと定義されながら、登場人物の一部に声優が記載。おそらくは、ドラマCDらしいのですが、本文にドラマCDに関する記載は一切ありません。(書誌情報としてあるのみ。)
  • 狼と香辛料では「各巻登場人物」の項に声優名が記載。「各巻」はどうみても、ライトノベルにおける区切りなのであって、アニメの区切り情報では無い筈なのでとても違和感あり。
以上、ご参考にしていただければと思います。アリソン (小説)のように、声優情報を登場人物欄に書き込まず、CDドラマ情報の中に別記載されているならばフツーの閲覧者として抵抗がないことは申し添えておきます。--おーた 2009年12月28日 (月) 07:54 (UTC)[返信]
コメント ラノベに限らないWPのサブカル記事の問題として、「一次創作物と二次創作物の区分ができていない」というのがあるのではないかなと思います。
以前文案を作成しながらも余裕が無くて放置していた提案があるのですが、問題点は近い所にある様に思いますので、利用者ページのサブページとしてアップさせて頂きました(利用者:マクガイア/メディアミックス作品における登場人物節の見直し)。現時点でもまだ余裕が無いのでもうしばらく放置となりそうなのですが……(もしこれをそのまま使って提案したいという方がいらっしゃるのでしたら好き勝手に使って頂いて構いません)。--マクガイア 2009年12月27日 (日) 04:10 (UTC)[返信]
コメントおーた氏の意見(特に箇条書きで挙げられている部分)に関して意見があるので、上記のサブページを用いずそのまま述べさせていただきます。
  • まず、生徒会の一存等の冒頭の『~のライトノベルである。』は、単にアニメ化する前の惰性でしょう。とある魔術の禁書目録の様に始まりにメディアミックスなどを並べ挙げるように書き換えれば気にならない。
  • また、"文学少女"シリーズに関して、一方は上記の生徒会の一存と同じ問題でもありますし、登場人物の欄※声は特記のない限りドラマCD版・劇場アニメ版共通。と書いてありますからこれも解決。
  • 終わりのクロニクルは、私自身が内容を知らないので、コメントは差し控えさせていただきます。
  • 狼と香辛料は、シリーズの特性上(旅物語)、各巻毎に登場人物が異なる為に巻ごとに人物をまとめたほうが見やすいですし、おーた氏の例示されるアリソン (小説)の様に別途述べられるとそれこそキャスト部分のみで長くなるようにも思います。
おーた氏の様な考えを持たれる方が今までいなかったのでしょうかね(というより気付かなかっただけかもしれませんが)。冒頭に『~のライトノベルである』と述べてあるのは皆が単に慣れてしまったのでしょう。新しい方の気づきは大切ですね。
ただ、私個人の考えとして述べると私という個人の声は私の声でしかあり得ないのと同じく、Aというキャラクターの声はBという声優の声なので(複数の声が存在することもありますが)、『声』という部分のみでとれば私は声優の登場人物欄からの削除には抵抗を感じえません。というより、声優のみが気になる場合は、付随してそのキャラクター自身も気になると思うのですが、、、--東方院いくと 2009年12月28日 (月) 15:56 (UTC)[返信]
東方院いくとさんの「Aというキャラクターの声はBという声優の声なので」という感想は、キャラクター本位で作品を見てしまうオタク文化固有の現象であることを私は指摘したつもりです。だから、ライトノベルという小説作品の記事の人物紹介欄に声優の名前を書き込んでも何とも思わず、冒頭の定義文を直しもしない編集者が跡を絶たないのでしょう。そこは、もうちょっと何とかしていただきたいと思いますね。こういう慣習はオタクPOVみたいなもので、外部の文化からは大変に奇異に見えるのです。
それから、そういう記事は「ライトノベル」という定義を「メディアミックス作品」に変えてしまえばそれまでだと、お気楽に考えるのもどうかと思います。たとえば、前回、例に挙げた『終わりのクロニクル』はライトノベルが出た後はドラマCDが出ているきりですが、これは「メディアミックス」と言えるほどの状態なんでしょうか。その作品が、メディアミックスといえるかどうかは、もう少し慎重に考えたほうが宜しかろうと思います。また映画化された小説をすべて「メディアミックス作品」と書くような真似もして欲しくありません。(伊豆の踊り子が「メディアミックス作品」と書かれたら、おそらく物議を醸すでしょう。そういや、聖書も映画化されてますね。手塚治虫もイタリアのテレビ局でアニメ化してますし。あれもメディアミックスなんでしょうか?)
ライトノベルは歴史が浅いので、アニメ化も複数回行われた例はほとんど無い筈ですし、現在はメディアミックスが定着していますから異なるメディアでも声優が比較的一致しています。しかしそれは最近の特殊事情なのであって、これからもそうで有り続ける保障なんてどこにもありません。時をかける少女は3回TVドラマ化され、2回映画化され(もうすぐ3度目の映画化らしいですね)、1回アニメ化されました。「Aというキャラクターの声はBという声優の声なので」という感覚は、あっという間に古びたものになります。そういう感覚での編集は、百科事典的ではないのではありませんか?
展開されたメディア別に声優情報が書かれると読みにくいというご意見も理解はできるのですが、書誌情報的にはメディア別に書かれたほうが誤解は少なく正確ですしメンテもやりやすいのです。そうした、未来への配慮もお願いします。--おーた 2010年1月3日 (日) 23:56 (UTC)[返信]
コメント ライトノベル単体作品では声優表記は無論必要なしであって、「原作がライトノベルだから」というだけで、PJラノベだけで話を進めるのはまずいです。もしやるなら、関連のプロジェクトであるPJアニメ、PJフィクション、PJ漫画、PJ映画などにも告知して、どう扱うかを話さなければなりません。あくまで現在のPJラノベでは「ライトノベルに関する記述に言及する」のが目的であって、声優の記述は本来、PJラノベの管轄外なんです。--アルトクール 2010年1月4日 (月) 08:25 (UTC)[返信]