ブルドッグネズミ

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ブルドッグネズミ
保全状況評価
EXTINCT
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
Status iucn3.1 EX.svg
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 哺乳綱 Mammalia
: ネズミ目(齧歯目) Rodentia
上科 : ネズミ上科 Myomorpha
: ネズミ科 Muridae
亜科 : ネズミ亜科 Murinae
: クマネズミ属 Rattus
: ブルドッグネズミ R. nativitatis
学名
Rattus nativitatis
(Thomas, 1888)
和名
ブルドッグネズミ
(別名:ミズベクマネズミ)
英名
Bulldog Rat

ブルドッグネズミ Rattus nativitatis (Thomas, 1888) は、齧歯目ネズミ上科に属するネズミの一種で、インドネシアジャワ島の南方300kmに位置するオーストラリア領のクリスマス島に生息していたが、すでに絶滅した。別名ミズベクマネズミ

体色は茶色で、体長25cm前後。尾は16cm前後で他種に比べやや短い。背には厚さ2cmgほどもある脂肪層があった。食物は果実種子樹皮など。生息地は島の中でも標高の高い所にある森の奥深くであった。木に登ったりはせず、原生林内の木の根の隙間や空洞となった倒木の下などに巣穴を掘り、少数の群れで生活していた。昼光の下では半分寝呆けたように見え、名前のイメージとは異なり、おとなしい性質だったという。

19世紀、クリスマス島でリン鉱石が発見されると、人々の島への移住が盛んになり、人間とともに流入したクマネズミドブネズミとの競合や、それらのネズミが持ち込んだ病気の流行などにより絶滅した。最後の記録は1903年のものだという。絶滅に関しては、人間の直接的な関与はなかったとされている。

外部リンク[編集]

ITIS

関連項目[編集]