ブチルヒドロキシアニソール

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ブチルヒドロキシアニソール
識別情報
CAS登録番号 25013-16-5 チェック, 8003-24-5, 9009-68-1, 121-00-6, 88-32-4
PubChem 24667
ChemSpider 23068 チェック
UNII REK4960K2U チェック
特性
化学式 C11H16O2
モル質量 180.24 g/mol
外観 waxy solid
密度 1.0587 g/cm³ at 20°C
融点

48-55 °C

沸点

264-270 °C

への溶解度 Insoluble in water; freely soluble in ethanol, methanol, propylene glycol; soluble in fats and oils
屈折率 (nD) 1.5303 at 589.3nm [2]
特記なき場合、データは常温(25 )・常圧(100 kPa)におけるものである。

ブチルヒドロキシアニソール(Butylated hydroxyanisole、しばしばBHAと略される)とは、主に酸化防止剤として食品に用いられる化学物質である。ただし名古屋市立大学の伊東信行教授ら研究グループによって発ガン性が確認されている。なお乳ガンの細胞を用いた実験により環境ホルモンではないかという疑いも出ている。 IARC発がん性リスク一覧ではヒトに対する発癌性が疑われるGroup2Bになっている。


日本での扱い[編集]

名古屋市立大学の研究グループによって発ガン性が確認されたが、日本が諸外国からの圧力に屈したため全面使用禁止にはなっていない。発ガン性が公となった1981年当時、食品衛生調査会からの意見具申を受け厚生省が使用禁止に動き、施行期日を1982年2月1日とする規制告示に至ったが、1982年1月31日、アメリカやイギリス、カナダ等西欧諸国からの圧力に屈する形で使用禁止措置を一時延期したという経緯がある[3]。結果、「食品への使用を全面的に禁止する」とした当初の規制内容から、最終的にブチルヒドロキシアニソールが完全に除去されることを条件としてパーム油への使用のみを認める部分的な規制内容に変更された。にもかかわらず煮干しの酸化防止剤として不正に使用されたことが発覚している[要出典]

脚注[編集]

  1. ^ BHA and BHT”. 2009年11月20日閲覧。
  2. ^ SciFinder — Experimental properties for 121-00-6”. 2009年11月20日閲覧。
  3. ^ ブチルヒドロキシンアニソール(BHA)の使用制限に係る告示の施行期日の延期に関する質問主意書http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumona.nsf/html/shitsumon/a098005.htm

関連項目[編集]