ピーター・ドイチュ

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Peter Deutsch
ピーター・ドイチュ
生誕 Laurence Peter Deutsch
(1946-08-07) 1946年8月7日（77歳）
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国マサチューセッツ州,ボストン
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身校 カリフォルニア大学バークレー校
配偶者 Barbara J. Grosz (離婚), James R. Hughson (故人), Michael J. Golub
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・ピーター・ドイチュ (L. Peter Deutsch; 1946年8月7日 - ) は、アメリカ合衆国の実業家。アラジン・エンタープライズの創設者であり、フリーソフトウェアの PostScript と Portable Document Formatのインタープリターである Ghostscript の制作者である。 マサチューセッツ州ボストン生まれ。

ドイチュの他の仕事には、約15年後に Javaのジャストインタイムコンパイル技術に影響を与えた Smalltalk の実装が含まれている[1]。

彼についてのいくつかの物語は『Hackers: Heroes of the Computer Revolution』の本に収録されている。

コンピュータサイエンスへの貢献[編集]

彼はまた、1963年に17歳の時に、PDP-1 Lisp 1.5の実装である Basic PDP-1 LISP を「まだ半ズボンを履いている間」に書いて、それを完成させた[2]。

1964年から1967年まで、カリフォルニア大学バークレー校での研究期間中、バトラー・ランプソン (Butler Lampson) とチャールズ・P・サッカー (Charles P. Thacker) と共に、後に Tymshare（英語版）、NLS、Community Memoryで使用されることになる SDS 940 メインフレームの標準オペレーティングシステムとなる Berkeley Timesharing System (英語版) の開発に携わった。

ドイチュは、いくつかの Request for Comments (RFC) の著者であり、『分散コンピューティングの落とし穴』 の著者でもあり、ビジュアルプログラミング言語に関する『ドイッチュ限界』格言の発案者でもある。

ドイチュは、1973年にカリフォルニア大学バークレー校でコンピュータサイエンスの博士号を取得し[3]、 Xerox PARC と Sun Microsystems に勤務した経験がある。1994年、彼は、米国計算機学会のフェローに就任した。

私生活[編集]

ドイチュは2007年9月12日に正式なファーストネームを 「Laurence」から 「L」に変更した[4]。それ以前に出版された著作やその他の公の文献では、一般に L. Peter Deutsch (Lの後にドットが付く) という名前を使用している。

2009年1月に、スタンフォード大学で学部の音楽コースを聴講した後、カリフォルニア州立大学イーストベイ校の大学院音楽プログラムに入学し、2011年3月に修士号 (Master of Arts; M.A.) を授与された。2011年半ばの時点で、公開コンサートで6曲の作品を演奏しており、現在はソフトウェア開発者やエンジニアではなく作曲家としての地位を確立している。

参考文献[編集]

  1. ^ “A Conversation with James Gosling”, ACM Queue 2 (5), (31 August 2004), https://queue.acm.org/detail.cfm?id=1017013 
  2. ^ The LISP Implementation for the PDP-1 Computer, L. Peter Deutsch and Edmund C Berkeley, March 1964
  3. ^ L. Peter Deutsch (June 1973). An interactive program verifier. University of California, Berkeley. http://www.softwarepreservation.org/projects/LISP/interlisp_family/#Deutsch_PIVOT_. 
  4. ^ “Case CIV464587 - In Re: Laurence Deutsch”. San Mateo County Civil Court (2007年9月12日). 2011年4月16日閲覧。[リンク切れ]

外部リンク[編集]

  • L. Peter Deutsch's PIVOT program verification system (thesis and source code
  • RFCs authored or co-authored by L. Peter Deutsch: RFC 190, RFC 446, RFC 550, RFC 567, RFC 606, RFC 1950, RFC 1951 and RFC 1952
  • L. Peter Deutsch in conversation with Stig Hackvän at the Wayback Machine (archived October 13, 2004)
  • L Peter Deutsch's web page related to music, including link to scores and MIDI files
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