ピギーバック

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シャトル輸送機で輸送されるスペースシャトルディスカバリー

ピギーバック: piggyback)は、

  • 背中に荷物を背負って運ぶさま、肩車を示す語源の不明な英語単語。一説には、子供が豚の背に乗って遊ぶ(piggyback ride)様と似ていることが語源とされ、あるいは"pick a pack"(「背負う」の意。pickapackとも)の語から、前述の遊びと態様、語感の似ている語へ変化したという説もある。
  • 乗り物が乗り物を運ぶ事をピギーバックと呼ぶ事がある。貨車自動車を運ぶことはピギーバック輸送とよぶ。スペースシャトルボーイング747を改造したシャトル輸送機の背中に背負われて運ばれることもピギーバックと呼ぶ。
  • ロケット人工衛星を打上げる場合にペイロードに余裕があれば別の衛星を同時に打上げる事がある。これをピギーバックペイロードと言い、ピギーバックペイロードに積みこまれて打上げられる衛星をピギーバック衛星と呼ぶ。
  • 心臓移植手術術式の一つ。ピギーバック法
  • コンタクトレンズによる視力矯正方法の一つ。眼に過形成がある場合などにソフトコンタクトレンズの上からハードコンタクトレンズを覆うようにかぶせて2枚のレンズで視力を矯正する。
  • 計測器・コンピュータのデイジーチェイン接続式外部通信バスの配線に使用するコネクタ形式のひとつ。配線ケーブル終端のコネクタにオスメス両方のコネクタを実装しておき、次の機器へのケーブルを、ちょうど背負わせるような形で接続できるようにしてある。ピギーバック式コネクタを採用していない場合(たとえばSCSI)では、IN/OUT2つのコネクタを機器に実装するのが普通であるが、ピギーバック式を採用すると機器には1つのコネクタがあればよい。ピギーバック式コネクタを採用したバスにはIEEE 488がある。
  • [LSI]実装密度を上げるためにIC[特にLSI]の上に重ねて同種のICを搭載すること。特に殆どのピンが並列に接続されるメモリ素子の場合に有効であり、有名なのはIBM-PCで採用されたものである。