ビヨンド (ジョシュア・レッドマンのアルバム)

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ビヨンド
ジョシュア・レッドマンスタジオ・アルバム
リリース
録音 1999年5月 ニューヨーク アバター・スタジオ[1]
ジャンル ジャズ
時間
レーベル ワーナー・ブラザース・レコード
プロデュース ジョシュア・レッドマン、ジェイムズ・ファーバー
専門評論家によるレビュー
ジョシュア・レッドマン アルバム 年表
タイムレス・テイルズ
(1998年)
ビヨンド
(2000年)
パッセージ・オブ・タイム
(2001年)
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ビヨンド』(Beyond)は、アメリカ合衆国ジャズサクソフォーン奏者、ジョシュア・レッドマン2000年に発表したスタジオ・アルバム

背景[編集]

アーロン・ゴールドバーグ英語版、リューベン・ロジャース、グレッグ・ハッチンソンといった新メンバーを迎えたカルテット編成で録音され、「リープ・オブ・フェイス」にはマーク・ターナー英語版もゲスト参加した[2]。「ネヴァーエンド」は1995年録音のライヴ・アルバム『スピリット・オブ・ザ・モーメント ライヴ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード』が初出のオリジナル曲で、「トワイライト…アンド・ビヨンド」はアンナ・ディーヴァー・スミス英語版作の戯曲に提供した曲の改作である[3]

反響・評価[編集]

本作は『ビルボード』のジャズ・アルバム・チャートで5位[4]トップ・ヒートシーカーズで47位に達した[5]。William Ruhlmannはオールミュージックにおいて5点満点中3.5点を付け「彼はその短いキャリアにおいて、技術的な手腕を称賛されてきた一方、革新性の欠如を批判されてきたが、それは優れた若きアーティストの作品に対する反応としては、驚くべきものではない。しかし彼は、30歳の誕生日の少し後に録音された7作目のアルバム『ビヨンド』で、タイトル通り新しい試みをしている」「彼は拍子に関しても実験しており、締め括りの"A Life?"は5/4拍子、"Stoic Revolutions"は6/4拍子、"Belonging (Lopsided Lullaby)"は9/4拍子、"Suspended Emanations"は10/4拍子、そして先頭の"Courage (Asymmetric Aria)"は13/4拍子である」と評している[2]

収録曲[編集]

全曲ともジョシュア・レッドマン作曲。

  1. カーレッジ(不均衡なアリア) - "Courage (Asymmetric Aria)" - 7:34
  2. ビロンギング - "Belonging (Lopsided Lullaby)" - 5:50
  3. ネヴァーエンド - "Neverend" - 4:27
  4. リープ・オブ・フェイス - "Leap of Faith" - 9:06
  5. バランス - "Balance" - 9:05
  6. トワイライト…アンド・ビヨンド - "Twilight ... and Beyond" - 11:00
  7. ストイック・レヴォリューションズ - "Stoic Revolutions" - 6:13
  8. サスペンディッド・エマネーション - "Suspended Emanations" - 6:22
  9. ラスト・ライツ・オブ・ロックン・ロール - "Last Rites of Rock 'n' Roll" - 7:05
  10. ア・ライフ - "A Life?" - 6:53

日本盤ボーナス・トラック[編集]

  1. トゥー - "Two" - 3:58

参加ミュージシャン[編集]

脚注・出典[編集]

  1. ^ CD英文ブックレット内クレジット
  2. ^ a b Ruhlmann, William. “Beyond - Joshua Redman”. AllMusic. 2018年7月2日閲覧。
  3. ^ 日本盤CD (WPCR-10686)ライナーノーツ(小川隆夫)
  4. ^ Joshua Redman Chart History - Jazz Albums”. Billboard. 2022年11月6日閲覧。
  5. ^ Joshua Redman Beyond Chart History - Heetseekers Albums”. Billboard. 2018年7月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月6日閲覧。