ハンター・コート

リンクを追加
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
ハンター・コート
Hunter Cort
岐阜スゥープス
ポジション PG
基本情報
愛称 ハンター
ハンちゃん
日本語 ハンター・コート
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1999-04-05) 1999年4月5日（25歳）
出身地 東京都
身長 189cm (6 ft 3 in)
体重 70kg (154 lb)
選手経歴
2017-2018
2018-2020
2021-2022
2022-		 広島ドラゴンフライズ
横浜ビー・コルセアーズ
トライフープ岡山
岐阜スゥープス
選手情報 ウィキデータを編集 B.LEAGUE.jp

ハンター・コート（Hunter Cort、1999年〈平成11年〉4月5日 - ）は、日本のプロバスケットボール選手。東京都出身。ポジションはポイントガード。B3リーグ・岐阜スゥープスに所属している。

来歴[編集]

幼少期からバスケットボールだけでなく、サッカーや野球、そして陸上競技など幅広くスポーツに取り組んでおり、本格的にバスケットボールに打ち込んだのは高校からである[1]。米軍横田基地内のYokota High Schoolのエースとして活躍しており、高校時代にU-19日本代表候補に召集されている[2]。2017年7月に広島ドラゴンフライズに入団し、2017-18シーズンは29試合に出場した。

2018年6月に横浜ビー・コルセアーズへの移籍が発表された[3]。12月2日に行われた第94回天皇杯 全日本バスケットボール選手権大会 2次ラウンド・千葉ジェッツ戦において左膝を負傷し、左膝前十字靭帯断裂・同内側側副靭帯損傷による全治６ヶ月の長期離脱がクラブから発表された[4]。2020年2月27日に負傷のリハビリに専念すると言う理由で、横浜ビー・コルセアーズからの退団が発表された[5]。

2021年9月4日に、B3 トライフープ岡山との契約が発表された。

2022年7月7日、B3 岐阜スゥープスとの契約が発表された[6]。

  • Yokota High School
  • 広島ドラゴンフライズ（2017年〜2018年）
  • 横浜ビー・コルセアーズ（2018年～2020年）
  • トライフープ岡山（2021年～2022年）
  • 岐阜スゥープス（2022年～）

日本代表歴[編集]

  • 2017年3月 - FIBA U-19バスケットボールワールドカップ2017 U-19日本代表候補[7]
  • 2018年6月 - 第40回ウィリアム・ジョーンズ カップ 日本代表候補[8]

人物[編集]

バスケットボールプレイヤーとしての特徴[編集]

  • ハンター・コートの自己評価としての自信の特徴として、ポイントガードとしては188cmと高身長であり、リバウンドからファストブレイクに繋ぐための、高さと速さを併せ持つ点だと語っている[1]。
  • エージェント契約を結んでいる事務所によるハンターコートの紹介では、長い手足の恵まれた体型を武器に、ディフェンスの状況を見ながら切り裂くドライブとアシスト、アウトサイドからの高確率のシュート能力を有するオールラウンダーである[2]。
  • 広島ドラゴンフライズの浦伸嘉GMは、ハンターの広島入団時のコメントとして、彼の広い視野と優れた状況判断を長所として挙げる一方で、プロバスケットボール選手レベルの身体づくりやシュート能力の向上が必要とも語っている[9]。

その他[編集]

  • 日米のハーフで国籍は日本である[9]。
  • Yokota High School時代からファッション誌やショーなどのモデルとしても活躍しており[2]。冨永愛や杏が所属していたモデル事務所ボン イマージュで現在も芸能活動を継続している。
  • 自身の性格に関して、何に対してもポジティブでいられることが長所だと語っている[1]。
  • 複数のオファーの中から2018-19シーズンは横浜でのプレーを選んだ理由として、ハンターは英語の方がコミュニケーションを取りやすいため、ヘッドコーチとコーチが外国人（トーマス・ウィスマン、フェス・アービンだったことを挙げている。また横浜が将来を見据えて若い選手を集めており、良い文化やリズムを作りたいというウィスマンの言葉に、自分を成長させるために最も良い環境だと考えたと述べている[10]。
横浜ビー・コルセアーズ　オフィシャルブーストソングにおける選手紹介
  • 2018-19 ｢かわいい顔してチャンスを引き寄せ　仕留める狩人ハンターチャンス　No.10 ハンター・コート｣[11]
  • 2019-20 ｢どんなに傷つき倒れても　輝く笑顔のエスペランサ　No.10 ハンター・コート｣[12]

個人成績[編集]

略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド数  APG  平均アシスト数  SPG  平均スティール数
 BPG  平均ブロック数   TO  平均ターンオーバー数  PPG  平均得点
 太字  キャリアハイ  *  リーグリーダー  †  優勝シーズン
シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG TO PPG
Bリーグ 2017-18 広島ドラゴンフライズ 29 1 7.7 .448 .312 .625 1.1 1.0 0.3 0.0 0.7 2.6
Bリーグ 2018-19 横浜ビー・コルセアーズ 10 0 4.0 .250 .000 1.0 0.5 0.5 0.4 0.0 0.4 0.6
Bリーグ 2019-20 横浜ビー・コルセアーズ 8 0 2.8 .333 .000 - 0.2 0.9 0.2 0.0 0.9 0.2

ギャラリー[編集]

  • 2019-05-19
    2019-05-19
  • 2019-09-24
    2019-09-24

脚注[編集]

  1. ^ a b c “Dフライズ　【Vol.5】　ハンター・コート選手　【背番号10　ポイントガード】”. リビングひろしま. 2018年7月4日閲覧。
  2. ^ a b c “【ハンター・コート選手（Yokota High School在学中）とのエージェント契約締結について】”. シナジー・エンタテインメント (2017年3月9日). 2018年7月4日閲覧。
  3. ^ “2018-19シーズン　新加入選手のお知らせ”. 横浜ビー・コルセアーズ (2018年6月27日). 2018年7月4日閲覧。
  4. ^ “ハンター・コート選手　負傷のお知らせ” (2018年12月5日). 2018年12月6日閲覧。
  5. ^ “ハンター・コート選手 2019-20シーズン 選手契約解除のお知らせ” (2020年2月27日). 2020年2月27日閲覧。
  6. ^ #10 ハンター・コート選手契約(新規)合意のお知らせ
  7. ^ “平成28年度男子U-19日本代表チーム　第6次強化合宿開催のお知らせ”. 日本バスケットボール協会 (2017年3月21日). 2018年7月4日閲覧。
  8. ^ “ジョーンズ杯に臨む男子代表候補18名が発表、新たに田代直希や中西良太ら5名がメンバー入り”. バスケットボールキング (2018年6月2日). 2018年7月4日閲覧。
  9. ^ a b “Yokota graduate Cort inks contract with Japan basketball pro team”. STARS AND STRIPES. 2018年7月4日閲覧。
  10. ^ “「バスケになると外人になる」ハンター・コート、若返りを図る横浜での挑戦”. バスケットカウント. 株式会社ティーアンドエス (2018年8月13日). 2018年12月3日閲覧。
  11. ^ 横浜ビー・コルセアーズ　ゲームデーインフォメーション　月刊海賊　2018/10
  12. ^ 横浜ビー・コルセアーズ　観戦ガイド　2019-20 第2節

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

スタッフ
選手
G
F
F/C
C
代表取締役：馬淵哲矢
日本人&ハーフモデル女性
日本人&ハーフモデル男性
文化人・アーティスト

*乃木坂46のメンバーとは同姓同名の別人。

カテゴリ カテゴリ
「https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=ハンター・コート&oldid=97562363」から取得